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老犬に幸せな余生を!あり得ない理由で安楽死寸前だった犬に訪れた最高の幸せに感動


安楽死目的で病院に連れて来られた犬

飼主のあり得ない言動

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年齢:18歳9か月 性別:雄 避妊・去勢:済 毛色:黒 体重:2.9kg
飼育放棄の理由:妻が嫌う、車中で粗相、盲目だが動ける、しかし関節炎があって歯が無い。
※飼い主は「この子はバカだ」と言ってます。
出典:https://www.thedodo.com/close-to-home/veterinarian-saves-blind-poodle-dog-figgy

この用紙には病院に連れて来られたフィギーの状態や飼育放棄の理由が示されていますが、最後の一行は筆跡が違うことから飼い主では無く病院のスタッフによって書き込まれたようです。

欧米では年老いた上に不治の病にかかってしまった犬を安楽死させるケースは非常に多いのですが、フィギーの場合そのような病気があるとは書かれていません。

恐らくこの飼い主の理不尽さに怒りを覚えたであろう病院スタッフ。
果たして彼らが取った行動とは?

この子にはまだまだ未来がある

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健康チェックの結果、盲目で関節炎持ちで歯が悪いという以外はとても健康で安楽死など必要ないことがわかり、病院はすぐさまサンフランシスコのMuttville Senior Dog Rescue(MSDR)という老犬の保護団体に救助を要請しました。するとMSDRは受け入れを快諾し施設へ移されたのです。
出典:https://www.thedodo.com/close-to-home/veterinarian-saves-blind-poodle-dog-figgy

少なくとも飼い主が用紙に記入したフィギーの健康状態は間違いではありませんでした。
しかし、たった一つだけ大きな間違いがあるような気がしませんか?
それはフィギーが安楽死をされなければならないような状態では決して無かったことです。
そしてこの世にバカな犬など一匹たりとも存在しないのです。

さて、晴れて安楽死を免れたフィギー。
新天地のサンフランシスコでは、どんな暮らしが待ち受けているのでしょうか。

再出発の地へ

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フィギーが盲目で辛い目に遭って来たことからMSDRの代表シェリー・フランクリンさんはシェルターでは無く自宅で様子を見ることにしました。
「彼はすごく甘えん坊で私の腕の中で眠ったわ。この子の事が大好きなの」とシェリーさん。
出典:https://www.thedodo.com/close-to-home/veterinarian-saves-blind-poodle-dog-figgy

シェリーさんに抱っこされて幸せそうなフィギー。
18歳とはいえまだまだあどけなさの残るかわいらしいルックスがとても印象的ですね。
彼を捨てた飼い主の妻はなぜこの子を愛することができなかったのか疑問です。
人間だってお粗相くらいします。
しかし、そんな理由で子供を捨てる親はそうそういません。
元飼い主夫婦にとってこの子はなんだったのでしょうか。
犬は生き物です。
ぬいぐるみと違って、古くなったら捨てて新しいのを買うと言った安易な存在として扱ってはならないはずなのです。







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