弱々しい姿の動物がそこに

心が痛むほどの姿だった

「その子の姿を見て心が痛みました」
通報者であるシャロンさんはその時の様子をそう振り返ります。
何時間も玄関先で動かないその動物を不憫に思ったシャロンさんはフォルサム動物管理局へ通報したのです。
出典:https://www.thedodo.com/princess-coyote-release-gcwr-2005097174.html

この写真で見る限り、この動物は何らかの皮膚病を持っているように見えます。 そして一見すると犬のようにも見えますね。 一体この動物の正体はなんなのでしょうか。そしてこの子はなぜこんなところで一人ぼっちでいたのでしょうか。 考えるだけで様々な疑問が浮かんできます。

その正体は...

「最初は病気の犬かと思われましたが、よく見ると酷い疥癬を患うコヨーテの子供でした。そして玄関先から全く動こうとしなかったので、当局で保護したんです」動物管理局談。
出典:https://www.thedodo.com/princess-coyote-release-gcwr-2005097174.html

なんと正体はコヨーテだったんですね。 近年コヨーテはカリフォルニア州をはじめ北米各地の住宅街や街中にもしばしば出没しているそうで、住民にとっては決して珍しくない動物でしょう。

のちにプリンセスと名付けられるこの子が患っていた疥癬(かいせん)とは、ヒゼンダニという小さなダニが原因で起こる皮膚疾患の一つで、脱毛や激しいかゆみを伴い、治療には時間を要します。 そんな辛い状態で一人ぼっちだったプリンセス。母親とはぐれてしまったのでしょうか。 いずれにせよ、とても弱っているように見えるこの子には一刻も早い手当が必要なのは明らかです。

さっそく治療を開始

フォルサム動物管理局はプリンセスを野生動物保護専門のGold Country Wildlife Rescue(GCWR)の手にゆだねました。GCWRでは脱水症状を起こしていたプリンセスに点滴をし、疥癬治療の薬を投与。更に薬浴での治療も開始しました。
出典:https://www.thedodo.com/princess-coyote-release-gcwr-2005097174.html

初めての薬浴の後、プリンセスが体を掻く頻度は下がり、食欲も出てきたのだそう。 薬にも反応を示し、食べる意欲もある。どちらもこの子が快方へ向かっているいいサインと言えるでしょう。 もちろんコヨーテは野生動物ですから、この子を保護した目的は体を治すことだけでなく、最終的には自然に返すことがゴールでしょう。

それにしてもプリンセスってこんなに小さかったんですね。

ついに旅立ちの日が…

 

情報提供元:mofmo
記事名:「玄関先にいた正体不明の動物。人々の愛で本来の姿へと回復