starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

その痛々しい姿に世界中が涙した。州政府までを動かした1匹の犬の感動のストーリー


 

壮絶なネグレクトの末に...

名ばかりのブリーダーの元で

ボストンテリアの子犬リブレはペンシルバニア州ランカスターの農場で瀕死の状態で発見されました。彼はブリーダーを名乗る者の農場で暮らしていましたが、その人物がリブレの飼育を放棄したためスぺランザ・アニマルレスキュー(SAR)が身柄を引き受けたのです。SARの創設者ジャニーンさんは直ちにリブレをディルズバーグ動物病院に搬送し、その日からリブレの戦いが始まったのです。
出典:https://www.thedodo.com/libre-leaves-hospital-forever-home-1960242071.html

顔じゅうかさぶただらけで体のいたるところに脱毛が見られる小さなリブレ。とてもブリーダーを名乗る者の扱いではないことがはっきりとわかります。その上ガリガリに痩せこけて明らかに栄養失調とわかるほどの弱々しさ。本当にこの子を助けることができるのでしょうか?

しかしジャニーンさんは安楽死を選択するよりも、この子の生命力に賭けて必ず元気にしてみせると心に誓ったようです。

小さな体でここまで耐えてきた

生後わずか7週間ほどのリブレは重度のアカラス症を患いとても不安定な状態でした。更に目には潰瘍ができ、皮膚の下にはウジ虫が這うほどの酷い状態で、生き残れる可能性も薄いものでした。
出典:https://www.thedodo.com/libre-leaves-hospital-forever-home-1960242071.html

アカラス症とはニキビダニにという虫が皮膚に寄生して起こる皮膚疾患で、生後間もない頃に母犬を介して移ることが多いのだそう。その症状は皮膚に赤みが広がったり脱毛したりと様々で、免疫力の低下した個体に移ると爆発的に症状が悪化することもあるのだそう。しかし時間はかかりますが、治療を施せば治る病気でもあるのです。

リブレの場合、栄養失調で免疫力が低下していたため、症状が進行して行ったと考えられます。つまり自称ブリーダーがリブレを大切に扱い、早い段階で治療していれば、こんなに辛い思いをさせることもなかったはずなのです。

勝ち取った命

リブレにとって毎日が生きるためのチャレンジでしたが、それでも彼は果敢に戦い続けました。やがて自分の足で立ち上がり歩くこともできるようになったリブレは、悲しい顔をした犬から、太陽の光を浴びて体をスリスリゴロゴロ地面へ擦り付けるのが大好きなアウトドア派の犬に生まれ変ったのです。
出典:https://www.thedodo.com/libre-leaves-hospital-forever-home-1960242071.html

犬好きな人にとって、愛する我が子が太陽の下で生き生きとしている姿を見れる事はこれ以上ないほどの幸せなことでしょう。ボロボロで辛そうな顔をしていたリブレも、元気が出てくるとこんなに幸せそうな表情を見せてくれましたね。一時はどうなることかと思いましたが、ここまれ来れば一安心といったところでしょうか。

世界中がリブレのサポーター

リブレの心温まるストーリーはSNS上で大きな話題となり、彼のサポーターはアメリカ国内のみならず世界中に広がって行きました。そしてリブレの名の付いた動物愛護の法律Libre’s Lawもペンシルバニア州に申請されました。
出典:https://www.thedodo.com/libre-leaves-hospital-forever-home-1960242071.html

ペンシルバニア州にはそれまで動物虐待を重罪として罰するための法律が存在していなかったのだそう。そのためリブレの一件が世間に広く知られたのをきっかけに、やっとのことで新しい法律を制定するために州の政府が重い腰を上げ動き始めたのだそう。アメリカは州によって動物に関する法律が様々ですが、動物虐待に対する罰だけは全州共通にしてもらいたいものですね。

夢が叶った

「私はあなたがしっぽを振りながら走り回っている夢を見たの。その顔は笑顔でいっぱいで、その目はキラキラと輝いていたの」

ジャニーンさんはリブレの明るい未来を願って夢を語ります。
出典:https://www.thedodo.com/libre-leaves-hospital-forever-home-1960242071.html

そんなジャニーンさんの願いが遂に叶う日がやって来たようで、リブレの新しいママに正式に決まったのはジャニーンさん自身だったのだそう。ジャニーンさんのお宅は7匹の先住犬と数匹の保護犬のいる大所帯なのだそうですが、こんなに賑やかで明るい環境下なら、毎日を楽しく暮らして行けそうですね。

その後、リブレのいた農場からリブレの母犬も保護されシェルターに引き渡されたのだそう。そして、案の定、リブレの母犬もアカラス症だったのだそう。

一日も早くLibre’s Lawが成立し、動物を苦しめる者が相応しい罰を受ける日が来ますように。そしてそれ以上に、この世から動物虐待という野蛮な行為が無くなることを切に願います。

リブレの復活への軌跡はコチラの動画で

こちらをチェック!





 
    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.