「「この子、気になる…」」
微妙な距離に腰を据える、わんちゃんと赤ちゃん。
どうやら赤ちゃんは、お座りができるようになったばかりのようです。
生まれて間もない赤ちゃんですから、二人はまだ知り合ってわずか。
お互いにまだ完全に打ち解けていないようで、どちらもちょっと緊張気味です。
「この子、ご主人よりえらく小さいな~」
静かに寝そべり、じっと赤ちゃんを見つめるわんちゃん。
赤ちゃんも、その視線に応えるかのように、わんちゃんの方を向きました!
「この子、すごくふさふさしてる」
すると、なんとわんちゃんは視線をどこかへ ふいっ と逸らします。
赤ちゃんの真剣で曇りない視線は、ちょっと強すぎたのでしょうか?
「「すごく見られてる気がする…」」
何を考えているのか読めない表情で、遠くを眺めていたわんちゃん。
しかしまた、スッと静かに視線を赤ちゃんへ戻します。
また見つめ合うのかな?と思いきや、今度目を逸らしたのは赤ちゃんです。
急に自分を見返してきたわんちゃんに、ちょっとビックリしたような表情ですね。
いざ、アプローチ開始!