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闘犬飼育現場でうなだれる犬。人に虐待されても尚、人を信じる健気さに胸を打たれる


 

闘犬飼育現場の悲しい現実

壮絶なネグレクトの末

身も心もボロボロだったグウェンは尋常ではないほど重いチェーンで繋がれ、その体には相応しくない異様に大きな首輪を着けられた状態で発見されました。グウェンの他にも現場には13頭の犬がおり、いずれも悲惨な状態でした。

「そこにいた犬一匹たりとも食べ物や水にアクセスできない状態で、日差しを避けるための犬小屋を持つ犬はほんの数匹しかいませんでした」SPCA of Texas談。
出典:https://www.thedodo.com/gwen-stefani-dog-rescued-texas-fighting-1960714086.html

ご覧のようにグウェンの体は骨と皮だけのガリガリの状態で、失望のあまりうなだれています。そしてなによりも彼女の表情には生気も無く、ただ生きているのがやっとのように見えます。

恐らくグウェンはいわゆるネグレクトに遭っていたと思われます。そしてここまで痩せこけるということは、適切な食事を与えられてなかったことが容易に想像できます。

夢も希望も無い闘犬としての暮し。果たして彼女に明るい未来は待っているのでしょうか?

虐待されてもなお、強く美しかった

愛護協会SPCA of Texasが緊急医療措置のため犬達を保護した時、中でもグウェンは誰もの心を掴んで離さない存在でした。彼女がレスキュースタッフによってグウェン・ステファニーと名付けられたのはその強さと勇気と美しさが由来だったのです。
出典:https://www.thedodo.com/gwen-stefani-dog-rescued-texas-fighting-1960714086.html

恐らくグウェンは闘犬の世界ではいわゆる闘えないタイプのピットブルだったのでしょう。その証拠に彼女の優しい目からは闘争心は全くうかがえません。しかしそれが彼女をここまでの状態にしてしまった要因だったのかもしれません。

闘犬のオーナーはいわゆる「使える」犬にはきっちりと食事を与え、トレーニングをさせ、コンディションを整えておく必要があります。それに対し「使えない」犬にはただただ生き地獄を与える傾向にあるとのこと。

何の罪も無いグウェンへのオーナーの酷い仕打ちには強い憤りを感じます。

命の危険にさらされていた!

グウェンを担当した獣医はSPCAに告げました。それはグウェンの血管にはほとんど脈を感じないということ。つまりグウェンはあと数日レスキューが遅ければ命を失いかねない状態だったのです。

「肌は乾燥のためにひび割れ傷だらけの上に、大量のノミに寄生されていました」SPCA談。
出典:https://www.thedodo.com/gwen-stefani-dog-rescued-texas-fighting-1960714086.html

屋外で生活する犬はその環境にもよりますが近くに草むらなどがあれば、予防などの対策をしていない限り簡単にノミに寄生されてしまいます。

食事すら満足に与えず、水もろくに飲ませてもらえない。そんなオーナーの元でノミ予防などしてもらえるはずもなくノミに体を乗っ取られてしまったグウェン。


そしてノミに吸血されると激しい痒みを伴います。グウェンにとってこの痒みと闘うことは恐ろしいほどのストレスだったことでしょう。

当たり前なことが当たり前ではなかった

 
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