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例え壁にぶつかっても!下半身麻痺の犬が教えてくれる大切なこととは?


 

子犬のコナーが抱える問題

愛護団体の助けを借りて...

子犬のコナーの家族は彼が生後8週の頃に後ろ脚が機能していないことに気付きました。特別なケアが必要な子犬のお世話に自信が無かった家族は愛護団体のGateway Pet Guardians(GPG)に相談したところ、GPGは快くコナーの身柄を引き受けてくれたのです。
出典:https://www.facebook.com/gatewaypets/

多くの無責任な飼い主は、生まれた子犬に異常があると無情にも放棄したりするケースが多い中、この飼い主はそうすることなく愛護団体に相談をしました。
少なくともコナーを思いやる心を持った、懸命な判断だったと言えるでしょう。

それにしても一体コナーの身に何が起きているのでしょうか?

動かない後脚

当初GPGではコナーの後脚はスイマーパピー症候群であって欲しいと願っていました。なぜならスイマーパピー症候群であれば、成長する過程で治療が可能だからです。
「適切な治療とリハビリでこの症状は改善できて将来的にも普通に歩けるようになるんです」
コナーの預かりママであるジェン・アップトンさんはそう話します。
出典:https://www.thedodo.com/close-to-home/paralyzed-puppy-needs-home

こちらの画像でおわかりのようにコナーの後脚には全く力が入っていない状態です。
このような症状の一つに挙げられるのがスイムパピー症候群で、まるで泳ぐように歩く様からこの病名が付いたのだそう。

そして、この症状の原因として考えられるのが遺伝や滑りやすい床での生活なのだとか。

もしコナーがスイムパピー症候群であるならば、改善できるチャンスもありラッキーなケースと言えるでしょう。

残念な結果が。それでも終わりじゃない!

GPGスタッフはコナーの回復に望みをかけて水中セラピーを施したり、彼が生後12か月になると歩行訓練の補助をするための車椅子を購入しました。しかし数ヶ月のセラピーの甲斐もなく進歩は見られません。そこで神経科の診察を受けたところ、コナーはスイマー症候群ではなく、小さな頃に受けた脊髄損傷が原因で下半身不随となったことが分かったのです。
出典:https://www.thedodo.com/close-to-home/paralyzed-puppy-needs-home

獣医さんによるとコナーの後脚には全く感覚が無く、恐らく子犬の頃に母犬に踏まれたか乗られたことが原因による脊髄損傷ではないかとのこと。

残念ながらGPGスタッフの願いも虚しく、コナーが将来歩けるようになる希望は無くなってしまいました。
しかし、正しい診断が下されれば、少なくともこれから彼にどのようなセラピーが必要になってくるかを明確にすることができます。

そして歩けなくたって、これが彼の犬生の終わりでは決してないのです。

諦めない心をもつこと

 
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