心の傷を癒す、セラピー犬たち
そうしたなか、全米から12頭以上のセラピー犬(コンフォートドッグ)が、被害者や遺族を癒すために現場へ派遣されました。
犬たちは、ワシントンを本拠地にした慈善団体「Lutheran Church Charities(LCC)」に所属する「confort K9」のメンバーで、悲惨な事件に巻き込まれた人たちに寄り添う訓練を受けています。
犬と触れ合うことで人間は血圧が下がり、リラックスした気持ちになります。
そうすることで被害者やその遺族、クラブのスタッフたちが自分の身に起こったことを、少しずつ話し始めるのです。
傷ついた心の治療法は「話すこと」
LCCの代表を務めるTim Hetznerさんは、
「犬たちは人の話しによく耳を傾けてくれます。しかし批判や意見はしないため、重い口を開いてくれる人もいます。話すことで、傷ついた心が癒されるのです。」と語ります。
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優しく、そっと聞いてくれるから…