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不幸な過去を背負った2匹の出会いと別れ。互いが幸せになるために選んだ選択に涙


 

過酷な過去を背負いながらも幸せへの第一歩へ

キングストンのストーリー

レスキューされる前のキングストンは裏庭に重い鎖で繋がれて暮らしていました。

「ARARがフリントの街に向かいキングストンの飼主を訪問しました。そこで飼い主に犬を屋内で飼うことと適切な医療措置を施す事を指導したんです」

キングストンとローラの預かりをしていたスーザン・ロベリさんはそう話します。

しかし裏庭にいるはずのキングストンの姿は見当たりませんでした。
出典:https://www.thedodo.com/rescue-dogs-best-friends-2318132612.html

ではキングストンは一体どこで保護されたのでしょうか?

意図的なのか事故なのかはわかりませんがキングストンは重い鎖をタイヤに繋がれた状態で通りをうろついているところを保護されたのだそう。

なんとも残酷な状況で保護されたキングストン。その首まわりや顔には無数の切り傷があったため、すぐに獣医さんのところに連れて行ってもらったのだそう。

それにしてもこの飼い主、もしかすると責任逃れをするためにキングストンを通りに放ったのかもしれません。もしそうであるならば、とても許し難いことです。

ローラのストーリー

キングストンは保護当初は別の預かりさんの元で暮らしていました。そんな中スーザンさんはローラの預かりを始めていました。

「パピーミルから買われた時のローラは生後8週間ほど。でも飼主はローラをお世話する時間も躾をする時間も作りませんでした。そのうち飼主の勤務時間も変わり、1日中ケージで過ごす事を強いられ食事も排泄も全てがケージの中の生活を送っていました。体のサイズに合わないケージで過ごしていたため足も痛めていて社交性も全くありませんでした」とスーザンさん。
出典:https://www.thedodo.com/rescue-dogs-best-friends-2318132612.html

人との触れ合いも無く、ケージに閉じ込められる生活は犬に恐ろしいほどのストレスを与えます。ローラにとってもケージが世界の全てだったことから余りのストレスを抱えていたせいで保護当初は誰にもコントロールが出来ないほど非常にハイパーだったのだそう。

狭いケージで囚われの身のような生活をし糞尿まみれだったローラの姿を想像すると実に悲しく許し難いことです。そんな生活を強いられていたローラのハイパーさは他ならぬ飼主の責任。決してローラのせいではないのです。

しかしそんなローラにはのちに大きな影響を与えてくれるある以外な存在との出会いが待っていました。

初めての出会いは以外な場所だった

実はローラとキングストンが初めて出会ったのは地元のラジオ局でした。バレンタインのその日、ある男性が4匹のシェルター犬にプロポーズのお手伝いをお願いしていました。それは4匹の犬が4つの単語「Will You Marry Me? (結婚してくれる?)」を背負って登場するというもの。そうして選ばれたうちの2匹がローラとキングストンだったのです。
出典:https://www.thedodo.com/rescue-dogs-best-friends-2318132612.html

そこでローラに出会ったキングストンはなぜかローラに一目惚れをしてキスの嵐を送ったのだとか。ハイパーなローラにそんなことができる犬はなかなかいなかったことから周囲の人々はその状況に非常に驚いたのだそう。

そしてプロポーズのイベント後まもなくスーザンさんの頭の中にはある名案が浮かんだようです。そしてのちにその名案が2匹の犬に大きな影響を与えることになるのです。


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この名案が2匹を幸せにすることに!

 
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