箸代わりにネギ一本「高遠そば」

 
福島は会津で食べられる「高遠そば」をご存知でしょうか?
お蕎麦を箸代わりのネギ一本で食べる、ちょっと風変わりな郷土料理です。
 
 
 
 
ネギ一本でお蕎麦が食べられるの?と思うかもしれませんが、やってみると案外苦労せず食べられるそうです。
 
 
 
 
箸代わりのネギは薬味としてかじりながらいただきます。
短くなって食べづらい、ネギ一本では食べづらいとなったら、箸で食べてもいいんだそうです。
 
 
 
 
しかし、なぜねぎで食べるようになってのでしょうか?

それに、「高遠」と言えば長野にあった地名です。
何故、遠く離れた会津の地で「高遠そば」が食べられるようになったのでしょうか?
 
 

会津にやってきた、お蕎麦好きのお殿様

 
会津に高遠そばを持ち込んだのは、保科正之という一人のお殿様です。
保科正之はお蕎麦好きな信濃の藩主でした。
が、会津へ移ることになり、その際、そば打ち職人を一緒に連れてきたそうです。
 
 
 
 
このそば打ち職人が打った伝統的なお蕎麦を、会津の人たちが保科正之が藩主をやっていた土地の名を取り「高遠そば」と名付けたそうです。
 
 

高遠町でもお店が出るように

 
会津ではこうして高遠そばが広まる一方で、高遠の地では一般家庭では作るけれど、お店として売り出すことは少なかったそうです。
ある日、高遠町の関係者が会津市を訪れ、高遠そばが繁盛しているのを知りました。
 
▼ 会津の「高遠そば」
 
 
その後飲食関係者が「高遠そばの会」を結成して高遠町でもお店で食べられるようになったそうです。
現在、高遠町は伊那市と合併しましたが、高遠そばは伊那市でも変わらず息づいています。
 
▼ 伊那市の「高遠そば」
 
 
こうして、二つの土地で高遠そばを食べられるようになったようです。
伊那市で食べられる高遠そばは、大根のおろし汁に焼き味噌を溶かして食べるものです。
伊那市の高遠そばと会津市の高遠そばはちょっと違いますが、それぞれ魅力的ですよね!
 
各地で食べられる高遠そば!会津市と伊那市、それぞれのお店をご紹介

 
<!--nextpage--> 会津市でも伊那市でも食べられるようになった高遠そば。
それぞれの地域で高遠そばが食べられるお店をご紹介します。
 
 

会津市で食べられる「高遠そば」

 
まずは会津市から。
会津の高遠そばと言えば、大内宿の「三澤屋」が有名です!
 
 
 
 
 
三澤屋では高遠そばの他に、同じようにネギ一本で食べる「水そば」があります。
水そばはこだわりの水で作られた、人気メニュー。
どちらを食べようか迷いますね!
大内宿 三澤屋 サイト:http://www.misawaya.jp/m_01.php  
 
もう一店、会津からご紹介するのは「そば処 本家玉屋」です。
ここでは「祝言そば」がネギ一本で食べるお蕎麦のメニューになります。
 
 
 
 
 
400年以上の歴史があるお店で、手打ちの10割蕎麦を食べられます。
お蕎麦には野菜の具が乗っかっており、ネギで混ぜてから食べるのが本家玉屋流の食べ方のようです。
そば処 本家玉屋
サイト:http://tamaya-honke.sub.jp/
 
 

伊那市で食べられる「高遠そば」

 
次にご紹介するのは、伊那市で食べられる高遠そばです。
 
信州そば発祥の地にある「高遠そば・甘味処 壱刻」では、大根のおろし汁+焼き味噌に薬味を入れた、伝統的な辛つゆでお蕎麦を頂きます。
 
 

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膳には七味唐辛子やそばつゆもあるので、自由に味付けして味わってみてくださいね。
高遠そば・甘味処 壱刻
サイト:http://www.takato-ikkoku.com/index.html
 
 
伊那市でももう一店、ご紹介です。
伝統的な辛つゆで食べる高遠そばを提供するのは「入野家」です。
 
 
 
 
 
こちらも、辛味大根のおろし汁に焼き味噌を混ぜてお蕎麦を頂きます。
まだ醤油が広まっていない時代から親しまれている食べ方で、いつもとは違う味を楽しめますよ!
高遠そば 入野家
サイト:http://www.takato-irinoya.sakura.ne.jp/
 
 

どっちも美味しそう!

 
二つの土地で食べられる「高遠そば」
どちらも美味しそうで、どっちの土地でも食べてみたいですね。
ネギ一本で上手くお蕎麦を食べられるか、是非チャレンジしてみてください!
 
 
 
 

出典 YouTube

情報提供元:@Heaaart
記事名:「箸の変わりにネギ一本で食べる蕎麦!?長野と福島両方で食べられるインパクト大のそば「高遠そば」