種田山頭火
あなたも一度はこの名前を目にしたことがあるでしょうか。
 
分け入つても分け入つても青い山
 
・・・・・・このように彼は五七五の定型俳句ではなく、定型に縛られることなく自由に感情を表現した“自由律俳句”で有名な俳人です。
 
彼の生涯や作品を辿りながら、彼が過ごした山口県のゆかりある場所についてご紹介したいと思います。
 
 

生い立ちと作品

 
山口県佐波郡。
現在の防府市八王子の種田家に生まれた山頭火。
 
 
 
 
種田家は大地主の家で、山頭火の父は村の助役を務めていました。
しかし父は女癖が悪く、それに悩んだ山頭火の母は彼が10歳のころ井戸に身を投げて他界してしまいます。
まだ幼い彼にとって、それは一生続くトラウマとなりました。
 
 

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その後も神経衰弱により大学を退学したり、実家が破産したり、自殺未遂を起こすなど、その生涯を閉じるまで幾度となく苦しみを重ねた彼。
心に深い傷を負い、まるでその傷をそのまま吐きだしたかのような悲しい句は、現代でもさまざまな人々に詠まれ、親しまれています。
 
 
まつすぐな道でさみしい
▲ なにも隠さず、飾らず、素直に寂しさを伝える山頭火。
 
 
鴉啼いてわたしも一人
▲ 鴉と心を通わせる山頭火。どれほどの孤独を感じていたのでしょう。
 
 
次はゆかりの地をご紹介!

 
 
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山頭火ゆかりの地

 
種田山頭火之像
 
 
まつたく雲がない笠をぬぎ
 
この像に刻まれている文字は、山頭火の直筆を復元したものです。
昭和5年に旅先で詠まれたこの句は、綺麗な青空を連想させます。
 
(場所) JR山陽本線、新山口駅南口
 
 
山頭火生家跡
 
 
 
昔850坪ほどあった種田屋敷ですが、今はその面積を狭め小さな休憩所となっています。
この生家跡やJR防府駅前など、防府市のさまざまな場所に山頭火の句碑が80基以上建てられているので、それを探してみるのも楽しいかも。
 
(場所) 山口県防府市八王子2
(サイト)防府市観光協会
 
 
其中庵
 
 
 
自身の体力の衰えから作句や行乞の旅に限界を感じた山頭火が、ここで6年ほど暮らしていました。
この其中庵は平成4年に復元されたものです。
 
(場所) 山口市小郡矢足
(サイト) 山口市小郡文化資料館
 
 
湯田温泉
 

こんにちは、西村屋です。 緊急工事の為、お客様にご不便をおかけしていました大浴場「千代の湯」ですが 本日よりご利用いただけるようになりました! 大変ご迷惑をお掛けいたしました。 通常通りのご利用時間で夜もご利用頂けます。 源泉かけ流しの泉質をお楽しみ下さいませ。 よろしくお願いいたします。

湯田温泉西村屋さんの投稿 2017年3月15日
 
 
56歳になり、山頭火は山口市の湯田温泉に転居しました。
温泉街には、山頭火が愛顧していた温泉宿や、山頭火の句碑などがあります。
 
▼ 山頭火が愛した宿のひとつ「西村屋」
(場所)山口県山口市湯田温泉4丁目1−30
(サイト) 西村屋
 
 
あなたもぜひ種田山頭火ゆかりの地を訪ねて、一句詠んでみませんか?
 
 
 
 

出典 YouTube

情報提供元:@Heaaart
記事名:「自由律俳句の巨匠・種田山頭火ゆかりの地・・・山口を歩こう!