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NOTがついた疑問文を克服!否定疑問文・付加疑問文に対するYes/Noの答え方


英語を学習する日本人がついやってしまう間違いの一つに、Yes/Noの答え方があります。恐らく多くの日本人英語学習者が一番最初に覚える英単語のうちの二つだと思いますが、単純に、日本語の「はい」「いいえ」を訳して“Yes”“No”で答えると、言いたい事とは正反対の答えに受け取られてしまう場合があるので、注意が必要です。


 「はい」「いいえ」を英語にそのまま翻訳するのは要注意!



日本語の「はい」「いいえ」の感覚


「明日は天気は良くないのでしょうか。」「いいえ、天気は良くなるみたいですよ。」

「明日は天気良くないのかなぁ。」「ううん、天気良くなるみたいよ。」


「明日は天気が良くない」に対し、その情報が正しいのか、または間違っているかで、返事をしています。「明日の天気は良くない」は、間違った情報ですので、「いいえ」「ううん」と答えています。


「土曜日のパーティーにはいらっしゃらないのですか?」「そうなんです、土曜日用事があっていけないんです。」

「土曜日のパーティー来ないの?」「うん、用事があって行けないの。」


こちらも、先述の文と同じく、「土曜日のパーティーには来ない」という情報に対して、その情報が正しいのか間違っているのかで返事をしています。「パーティーに行けない」ので、その情報は合っています。ですので、「そうなんです」「うん」と答えています。


日本語の「はい」「いいえ」の答え方は、〇×クイズ、True or Falseクイズの様な感覚です。


英語の“Yes”“No”の感覚


次に、英語のYes”No”の感覚を整理してみましょう。Tag question(付加疑問文)を使ってみます。


It won’t be sunny tomorrow, will it? –Yes, it’ll be fine.「明日は晴れないんですよね?」「はい、晴れます」

You’re not coming to the party on Saturday, are you?  –No, I’m not.  I wish I could.「土曜日のパーティーは来れないんですよね?」「いいえ、行けません。行けたら良かったんですが。」


日本語と英語の感覚の違い、分かりましたか?英語は、その情報に対し、それが合っているか間違っているかで返事をするのではなく、答えが肯定文ならYes、否定文ならNoと答えるのです。この場合は、“It’ll be sunny.”は肯定文なので“Yes”となり、“I’m not coming to the party.”は否定文なので“No”となります。


否定疑問文・付加疑問文の返答練習問題


もっと簡単な文で練習してみましょう。以下の質問に対して、自分の答えを考えてみて下さい。かっこの中の日本語訳は、その英語のニュアンスです。日本語訳につられずに考えて下さいね。


Do you like cats? (あなたはネコが好きですか?)

Don’t you like cats?(あなたはネコが好きではないのですか?)

You like cats, don’t you?(あなたはネコが好きなんですよね?)

You don’t like cats, do you?(あなたはネコが好きではないんですよね?)

You like cats?(ネコ好き?)

You don’t like cats?(ネコ好きじゃないの?)


上記の質問は、日本語のニュアンスは違いますが、全て、「ネコが好きかどうか」を尋ねている文です。答えが“I like cats.”(ネコが好き)肯定文なら“Yes”となり、“I don’t like cats.”(ネコが好きではない)否定文なら、答えは“No”となります。


もう一つ練習してみましょう。


Are you Japanese?  (あなたは日本人ですか?)

Aren’t you Japanese?(あなたは日本人ではないのですか?)

You’re Japanese, aren’t you?(あなたは日本人ですよね?)

You’re not Japanese, are you?(あなたは日本人ではないですよね?)

You are Japanese?(日本人?)

You’re not Japanese?(日本人じゃないの?)


上記の質問は、ニュアンスの違いはありますが、全て、あなたが日本人かどうかを尋ねています。ですので、日本人なら“Yes”、日本人でないなら“No”となります。


否定疑問文・付加疑問文はコツさえわかれば簡単



どうしても自信がなければ、“Yes”“No”で答えずに、文章で答えるという事も出来ます。「日本人かどうか」の質問に対して、“I’m Japanese.”「日本人です」と答えればいいのす。ですが、それだと、自分が質問に答える場合にはなんとかなりますが、他の人が言った“Yes”“No”の解釈を間違ってしまう場合があります。


英語のYes/Noの感覚は、慣れてしまえば日本語よりも簡単です。是非練習してYes/Noの感覚をマスターしてNotがついた否定疑問文や付加疑問文もスムーズに答えられるようにましょう。


 


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