上の図の中には２５６個のデジタル数字が、縦と横に規則正しく並べられています。一見するとすべての数字が「５」のように見えてしまいます。しかし、並べられている数字がすべて「５」になっているわけではありません。実は、たった１個だけ「５」とは異なる数字を紛れ込ませています。あなたはその数字を探し出すことができるでしょうか。
「５」と異なるデジタル数字は「９」です。
色々な場面でデジタル数字を見る機会があり、よくご存じのこととは思いますが、念のため２種類の数字を確認しておきましょう。わかりやすいように文字の色を少し濃くしています。「５」という数字に、あと１つのパーツをつけると「９」という数字になります。
下のように２個の数字を並べられるとその違いは一目瞭然なのですが、「９」という数字が「５」という数字の中に１個だけ埋もれるように並べられるとどれも同じ数字に見えてしまいます。
２つの数字の違いが確認できたので、「９」という数字を見つけるのは簡単ですね。では、デジタル数字「９」を探し出してください。
どうでしょうか。「９」という数字を見つけることはできたでしょうか。「見つけた！」という方は答えを確認してください。まだ、見つけられないという方は下のヒントをご覧ください。「９」は赤い長方形の枠の中にあります。
答えです。
数字「９」は、下の図の赤い円の中にありました。
「５」と「９」は異なる数字なので、「９」という数字を探し出すのは簡単にできると考えがちです。しかし、実際に探してみると、それほど簡単ではないことがわかります。
もし、あなたが簡単に「９」という数字を探し出すことができたのでしたら、あなたの「ものを観察する力」はかなり高いといえるのではないでしょうか。
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