用を足して洗面所で手を洗う。ふと視線を感じて鏡を見る。するとそこには寂しげな子供がこちらを見ていて・・目が合って・・その後は・・ぎゃあああ！というシチュエーションが容易に想像できそうなこの１枚の写真。これは「27人の子供達の完全に失敗しているかくれんぼ」という趣向で掲載された写真の１枚だ。これが、かくれんぼだと・・？お茶目さどころか恐怖を感じるのは心が汚れているのか。ー お茶目な子供のかくれんぼ
「27人の子供達の完全に失敗しているかくれんぼ」は、子供ゆえの無邪気なかくれんぼの様子を集めた記事だ。頭隠して尻隠さず、どころか胴体が丸見えだが子供はそんな事気にしない。
それどころかブラインドの影からゴルゴばりにこちらの様子を伺っている。
これはギリ「可愛い」判定か。
同じくこちらの様子を伺っている一枚。
お嬢さん、目つきがこの世のものではないソレになっていますよ。
丸見えでも一向に構わない無邪気さも伺える。だがそれ以上に何かこう、迫ってくるものがある。
これもまた、度胸のあるというか堂々としたかくれんぼだ。
だがこれを見つけた親御さんは決してかくれんぼだとは思わないだろう。
悲鳴を上げて駆け寄るに違いない。かくれんぼはそんな遊びではなかった記憶だが。
同じく大人が見ると恐怖すら感じるこの一枚。
無造作に落ちている靴がダメな意味でいい仕事をしている。
本人は隠れているつもりだが親御さんが見ると心臓に悪い。
チャーミングで可愛いと言えばそう言えなくもないが、大人への配慮としてもう少しかくれんぼスキルをアップ頂きたい。
まるでフォトショップの合成に失敗したかのようなこの１枚。
足をしまって扉を閉めれば完璧だったろうが、そうはさせない何かが戸棚にあったのかもしれない。
とはいえ先述のツワモノ達に比べればチャーミングさは満点。
おまえもか！
隠れているようで全く隠れていないのは、目からただならぬ気が溢れているからか。
「ミタナ・・ミラレタカラニハ・・」という吹き出しを付けてみたい。
ー そして最初の写真に戻るも、異常な違和感が
さて子供達のチャーミングがかくれんぼをざっと見た所で、最初の写真に戻ろう。
おかしい！！
壁と便器の隙間を思わず疑うほどの間隔、そしてこの表情。
もしやと思い調べてみたが心霊写真ではないようで、人間の様子。
ベスト・オブ・ホラー・ハイド・アンド・シークだ。
そんなかくれんぼのルーツは中国から遣唐使が持ち帰った由緒正しい文化だそうで、大人の男女の為の儀式のようなものだったそうだ。
山中に隠れた女性を男性が見つけ出し愛を確認し合ったのだという。
ただし、山中という事は獣も居れば谷や崖もあるわけで、そういう事態にも当然なった。
命を懸けて愛を試すエクストリームな儀式だったようだ。
現代では子供の遊びとなったかくれんぼだが、
別の意味でエクストリームな体験を大人にさせてしまう子供たちには
ぜひかくれんぼスキルを向上させて大人が安心できるよう遊んで頂きたい。
画像掲載元：Emlii
(秒刊サンデー：槙島)
大谷翔平・野球ニュース