戦後の俳句界を牽引してきた俳人の金子兜太さんが20日夜、亡くなりました。98歳でした。
 金子さんは、海軍士官として太平洋のトラック島で終戦を迎え、戦後は、社会的な題材を詠む「社会性俳句」などに取り組みました。晩年には自らの戦争体験を精力的に語り、安全保障関連法案への反対が広がった2015年には、「アベ政治を許さない」との題字を書き下ろしました。(21日11:30)
情報提供元: