神奈川労働局が学習塾を経営するおよそ100の事業者に対し、労働条件の改善を求める通知を出すことがわかりました。
 学習塾の講師の賃金をめぐっては、授業1コマ単位で支払う「コマ給」について、授業の準備やテストの採点など授業以外の業務の賃金が適切に支払われないなどの問題が指摘されています。

 そうしたことを受け神奈川労働局が21日付で、県内97の事業者に労働条件の改善を求める要請文を通知しました。契約の際、授業以外の業務についても具体的に内容や時給を示すことなどを求めています。(21日10:51)
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