おととし、神戸市の新名神高速道路の建設現場で橋桁が落下し、作業員10人が死傷した事故で、労働基準監督署は安全管理を怠ったとして工事を請け負っていた会社などを22日にも書類送検する方針です。
 おととし4月、神戸市北区の新名神高速道路の建設現場で長さおよそ120メートルの橋桁が落下し、作業員2人が死亡8人が重軽傷を負いました。兵庫県警や発注元のNEXCO西日本が鑑定を依頼した研究機関は、地盤沈下による支柱の傾きが事故の主な原因とする見解をまとめています。

 神戸西労働基準監督署は作業員の安全管理を怠ったとして、工事を請け負っていた横河ブリッジなどを労働安全衛生法違反の疑いで22日にも書類送検する方針です。(21日11:41)
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