27日、大阪府堺市で5歳の男の子がドラム式洗濯機の中に入って死亡した事故で、誤ってふたを開けないようにする「チャイルドロック機能」が使われていなかったことが警察への取材でわかりました。
 27日、堺市堺区の住宅で、5歳の男の子が洗面所のドラム式洗濯機の中でぐったりしているのを父親(32)が発見し、病院に搬送しましたが死亡しました。

 警察によりますと、洗濯機には子どもが誤ってふたを開けないようにする「チャイルドロック機能」がついていたものの使われておらず、内側からは開かない構造だったとみられるということです。洗濯機は高さ1メートル、幅70センチ、奥行きが60センチで、容量が72リットルあり、発見時、ふたは閉まっていたものの、作動していた痕跡はありませんでした。

 警察は、男の子が窒息した可能性があるとみて、司法解剖して死因などを調べる方針です。(29日13:48)
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