ロンドン西部で6月14日に発生した「グレンフェル・タワー」の火災を受けて、英国政府は600棟近い高層住宅の外装材調査を行い、多くの建物で可燃性の外装材が使われていることが判明した。

 第2次世界大戦後最悪となったケンジントン・アンド・チェルシー地区の24階建て高層公営住宅の火災で、住民79人が死亡した。

 外装材は防火の目的と、特に老朽化したタワーマンションでは外観を良くするために使われるが、外装材の耐火性能はマンションの使用目的によって変わってくる。
 
 調査の詳細は23日にも公表される見通し。

(イギリス、ロンドン、6月22日、取材・動画:ロイター、日本語翻訳:アフロ)
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