英仏海峡のフランス側の港町カレーに、「ジャングル」と呼ばれる劣悪な環境の難民キャンプがある。英国行きを目指して、中東や北アフリカから辿り着いた6000人以上の難民や移民が暮らしていた「ジャングル」の撤去作業が進んでいる。
 住民はバスでフランス国内各地の一時居住施設や出入国管理施設に移送され、そこで亡命申請するか、強制送還させられる。
 キャンプは衛生上の問題の他に、住民による暴動の引き金になるなど治安の悪化を招き、地元では早期の取り壊しを求めていた。

(フランス、カレー、10月25日、取材・動画:ロイター、日本語翻訳:アフロ)
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