7月6日にアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドでリリースされたスマートフォン用アプリ「ポケモンGO」は、その後世界各地に拡散して早くも社会現象となっている。同時に、GPSを利用してプレイヤーを仮想現実の世界へと誘うこのゲームは、社会問題も起こしている。

 スマートフォンのカメラを通した現実の世界に現れた仮想のポケットモンスターを捕まえようとして交通事を起こしたり、夢中になって国境を越えてしまったり、はたまた記者が取材中の会見室でゲームに興じたりなどなど、各地のメディアを賑わしている。

 観光施設では「ポケモンGO」の使用を禁止するなどして対応しているが、早くも最も新しいこの社会現象を危惧する声も聞こえ始めている。



(イギリス、ロンドン、7月24日、取材・動画:ロイター、日本語翻訳:アフロ)
情報提供元: