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国連によると、5月のファルージャ奪回作戦開始以来、約8万2000人の市民がファルージャからアミリヤトに政府が設置した臨時キャンプに避難しており、現在も2万5000人以上がISの狙撃兵と地雷原を避けて移動中という。
今年後半に計画されているISがイラクの首都と定めるモスル奪還作戦が開始されれば、同市を脱出する難民の数はファルージャの比ではない。
さらに、難民に紛れてIS戦闘員が脱出する可能性や、敵対するシーア派民兵に対する報復の恐れもあり、イラク軍は神経を尖らせている。
(イラク、アミリヤト、6月19日、取材・動画:ロイター、日本語翻訳:アフロ)