2023年10月に一般販売を開始した新デバイス「LinkShell®︎(リンクシェル)」。“声を届ける”ということなのですが、一体どのようなシチュエーションで、どのように使えばいいのでしょう。見た目はちょっと可愛らしくもあるのですが、砂浜にある貝殻をイメージしたネーミングのようですよ!


グレージュカラーに正方形のラウンドフォルムは何に使う?





コレ、何だかわかりますか? 2023年10月に一般販売を開始した新しいデバイスなのですが…… 



未来のことを話してくれる時計? いやいや違います。バッグの中にも入って……



手のひらにも乗って……



持ち歩くことだってできちゃいます!



こんな風に斜めに立たせることだってできるのですが……



ヒントは、大切な声を届けることができる優れもの。ここ2~3年のうちに、オフィスや自宅などで1回は体験したことがあると思いますよ。

音を仕分けて声を伝える!新デバイスで快適コミュニケーション





正解は……オンライン会議などで大活躍するビームマイクスピーカー。名称は「LinkShell®︎(リンクシェル)」。海で見つけた貝殻を耳にあてたことありますよね。そんな、自分にしか聞こえない音をイメージして名付けられたのだとか。



会社でのオンライン会議はもちろんですが、自宅でのリモートワークや旅先でのワーケーションなど、場所に縛られることなく働ける環境も増えた昨今、オンラインでの会議やミーティング中の生活音や工事音、サイレン、周囲音などが気になったことありませんか。



この「LinkShell」には、NTTの特許技術「インテリジェントマイク」を搭載。音が2つのマイクに到達する時間差を利用して音響空間を認識。周囲の雑音をカットし、必要な声のみをクリアに相手に届けてくれる“音の仕分け”を行ってくれるのです。もちろんイヤホンマイクなどは必要ないので耳も痛くならない!



しかも約12.5㎝とコンパクトで、わずか約350gの軽さ。オフィス内での移動や自宅での部屋移動、外出先への持ち運びもスムーズ。



緑の波形は音を視覚化するために出していますが、実際にはこのタブレットやパソコンなどに相手が表示され、手前の「LinkShell」のLEDバーを自分の方(メインに会話する人)へ向けるのが基本。





360度モードは、全方位の音を集音してくれるので、LEDバーの向きに関係なくすべての音を集音でき複数人や円卓などでのリモート会議向き。120度モードでは、単一方位となるので、ひとりや小人数、一方向に集まった状態でのリモート会議向き。



120度モードでは、対面にいる人の話し声や雑音などが、ほとんど聞こえないほどカットされるのに驚き! これなら窓際近くでも、屋外の騒音などを気にしなくて大丈夫。しかもMUSICモードもあり、Bluetoothスピーカー的に音楽を楽しむことも。



音を仕分けて、必要な声だけを届けてくれる「LinkShell」。あんまり褒められたから赤くなっちゃった? これはミュートのサイン! ホテルの客室などへの導入も考えられているとのこと。

ビームマイクスピーカー「LinkShell」(リンクシェル)
対応OS:Windows/Mac/iPhone/iPad/AndroidTM
接続方法:USB/Bluetooth/アナログ
付属品:USBケーブル・オーディオケーブル・USB変換アダプター
電池持続時間:連続通信最大8時間
充電時間:約2時間
サイズ:約H125mm×W125mm×D35mm
質量:約350g
オープン価格:32,780円(税込)
URL:https://ntt-sonority.com/products/linkshell/

[Photos by ©︎tawawa]
情報提供元: TABIZINE
記事名:「 コレ、何だかわかりますか?“声を届ける”新しいデバイス「LinkShell®︎<リンクシェル>」