はじめに


朝晩と徐々に肌寒くなり、そろそろ温泉旅行がしたくなってくる季節です。ひと足早く冬を迎える東北で、歴史があるあたたかい温泉の魅力をたっぷり楽しめる宿を3軒ご紹介します。

福島県「庄助の宿 瀧の湯」


福島県で1,300年の歴史を持つ会津東山温泉にある「庄助の宿 瀧の湯」は、130年余りの歴史を持つ老舗の温泉宿です。真横に望む豪快な伏見ヶ滝と、湯川渓谷の景色を眺めながら入浴できるのが魅力です。

一面ガラス張りの窓から滝の流れや渓谷美を眺められる大浴場や、竹林の庭のライトアップを望む貸切眺望風呂、伏見ヶ滝を最も間近で眺められる絶景の露天風呂、そして晴れた日には満天の星空が望める屋上貸切天空風呂で、歴史ある東山温泉を堪能しましょう。

客室には和の落ち着きがあり、ゆったりと寛げる空間。館内にはテラスやバースタイルのビューラウンジ、エステルームなどもそろっています。

料理は地元の食材をふんだんに使った郷土料理が中心で、宿名物の牛肉、鶏肉、馬肉の会津三大肉をそれぞれのせた「3種のにぎり」は、食べごたえのある贅沢な逸品です。

◆庄助の宿 瀧の湯
住所:福島県会津若松市東山温泉108
電話番号:0242-29-1000

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山形県「山形座 瀧波」


山形県にある「山形座 瀧波」は、開湯920年余りの歴史がある赤湯温泉を、すべての客室の露天風呂で堪能できる癒しの宿です。温泉は源泉かけ流しなので、良質な温泉を好きなだけ楽しむことができます。

3タイプある客室はどれも明るく開放的で、モダンながらも落ち着きのある空間です。山形の工芸品や作家の作品を飾った部屋や、蔵をリノベーションした部屋など、こだわりが光ります。

全室に露天風呂があるほか、1階には大浴場も完備しています。赤湯温泉は飲むことで胃腸の病に効能があると言われているので、正面玄関横にある飲泉所もぜひ利用したいところです。

食材にこだわった料理は、日本有数の米どころである地元のお米や、無農薬有機野菜に取り組む地元農家のオーガニック野菜がたっぷり使われた自然派の逸品がいただけます。

◆山形座 瀧波
住所:山形県南陽市赤湯3005
電話番号:0238-43-6111

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秋田県「和風宿 岡部荘」


秋田県の「和風宿 岡部荘」は、開湯800年の歴史を持つ大湯温泉を自家源泉のかけ流しで楽しめる宿です。大湯温泉は十和田湖から最も近い温泉なので、観光の拠点にもおすすめです。秋には紅葉、冬には雪景色が眺められる日本庭園を前にした「庭園付き露天風呂」や、側を流れる大湯川のせせらぎを聞きながら入浴ができる「渓流露天風呂」、ヒバの香りに包まれる「貸切専用露天風呂」で、じっくりと大湯温泉を堪能できます。

客室はゆっくり足を延ばせる和室で、冬なら庭園を眺めながら温かい時間を過ごせる掘りごたつのある部屋がおすすめです。

料理は地元秋田の食材を使った郷土料理で、秋田発祥のきりたんぽ鍋や地元の貴重な「鹿角牛」を味わうこともできます。

◆和風宿 岡部荘
住所:秋田県鹿角市十和田大湯字上の湯1-1
電話番号:0186-37-2245

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おわりに


歴史ある温泉を堪能できる東北の温泉宿を3軒ご紹介しました。古くから人々に親しまれてきた温泉で、癒しの時間を過ごしませんか?

情報提供元: 旅色プラス