はじめに


「竹林の小径」と「修禅寺」は、静岡県伊豆市の修善寺温泉内にある観光スポットです。
伊豆半島で最も歴史のある温泉街にあるので、湯めぐりをしながら旅を楽しむこともできるんですよ。
11月中旬になると紅葉が見ごろになり、多くの観光客で賑わいます。
特に「竹林の小径」と「修禅寺」では、絶景の紅葉を眺めることができるので、一度は訪れておきたい名所の一つ。特に、ミシュラン社が発行する観光地格付けガイドブック「ギド・ヴェール」で二つ星を獲得した「竹林の小径」の眺めは必見です。

静岡県にある「竹林の小径」とは?


竹林の小径は、独鈷の湯の脇を通る楓通りから、上流の滝下橋までをつなぐ遊歩道です。修善寺温泉の中心部にあり、多くの観光客が訪れる一番の名所なんですよ。

竹林に囲まれ、石畳が奥まで続き、なんとも言えない風情に包まれます。

春や夏は竹林の緑が美しく映え、秋になると鮮やかな赤や黄色の紅葉が加わり、美しいコントラストを観賞することができます。ライトアップされる時期もあるので、幻想的な空間をお散歩するのもおすすめの一つです。

都会の喧騒から離れた静寂が広がる竹林の小径を堪能してみてください。ミシュラン社が発行する「ギド・ヴェール」で、二つ星を獲得した理由が分かるはずです。

静岡県にある「竹林の小径」の魅力▶秋でしか見れない紅葉とのコラボ


美しい竹林の緑の世界から一変し、鮮やかに彩られた紅葉の季節は絶景の中の絶景です。絵に描いたような景色が広がり、時間を忘れて過ごしてしまいそうなほど魅了されます。

イロハカエデを中心に、60本ほど紅葉が植えられており、竹林の小径の途中には「茶処」や「和風ギャラリー」があるので、まったり流れる時間を楽しむことができるんですよ。

さらに進むと、竹製の丸いベンチが置かれているので、ここで腰を下ろしてみてください。目を閉じれば、竹や紅葉の揺れる音が聞こえてきて、とても癒されます。

時間の許す限り、竹林の小径の中で過ごす一時を堪能してみてはいかがでしょうか。

◆竹林の小径
住所:静岡県伊豆市修善寺3463-1
電話番号:0558-72-2501

竹林の小径


Yuumiさん(@yuumi_ngc)が投稿した写真 -

静岡県にある「修禅寺」とは?


修禅寺とは、修善寺温泉街の中心にあり、修善寺の地名の元となったお寺です。807年に空海が創建し、夏目漱石の「修善寺の大患」や岡本綺堂の「修禅寺物語」で名高い寺院。

修禅寺内の紅葉は、竹林の小径や川沿いの紅葉より色づきが早く、修善寺自然公園もみじ林より少し遅いのが特徴です。山門を囲むように紅葉が色づき、趣のある景色を楽しむことができます。

山門をくぐると、鮮やかな紅葉の世界が目の前に広がるので、魅了されること間違いないでしょう。

静岡県にある「修禅寺」の魅力▶鏡内の景色


修禅寺の鏡内は、10本ほどの紅葉で彩られており、修禅寺がよく映えて見えます。

ベンチに腰を下ろし観賞する人や、カメラを片手に散策しながら眺めている人など、過ごし方は人それぞれですが、美しい紅葉を身近で感じながら満喫している人がたくさんいます。

そんな修禅寺の境内で、おすすめしたい紅葉スポットが「東海第一園」です。東海第一園は、秋限定で特別公開される庭園で、毎年11月中旬から下旬にかけて見ることができます。

庭園と、紅葉の美しいコラボレーションを心行くまで眺めてみてください。

◆修禅寺
住所:静岡県伊豆市修善寺964
電話番号:0558-72-0053

修禅寺



おわりに


何度でも訪れたくなる「竹林の小径」と「修禅寺」の魅力をご紹介しました。
どちらも違う趣の中で、紅葉狩りを楽しめるスポットですね。
大切な人を連れて、美しい景色を共有してみてはいかがでしょうか?
情報提供元: 旅色プラス