はじめに


台湾中央部に位置する日月潭は、湖の半分が三日月、もう半分が太陽の形に見えることから“日月潭”と呼ばれ、山水画のような幻想的な自然が広がる景勝地です。山あいの湖とあって、ローカルの間では避暑地としての人気が高く、まもなくハイシーズン。このレイクリゾートをよりアクティブに過ごしたいゲストから支持されているのが「日月潭大飯店(サン ムーン レイクホテル)」。湖上へと続くサイクリングロードと直結しているのが特徴です。

刻々と表情を変える湖を囲む、サイクリングロードにも熱視線!


台湾八景のひとつでもある日月潭。夜明け前のコバルトブルー、山の緑に立ちこむ霧、太陽の光を受けて輝く水面、ドラマティックなオレンジが広がる夕刻……天気や時間帯によって趣の異なる幽玄さを見せる、特別感あふれる湖です。

この日月潭、原住民の暮らしを紹介する九族文化村、ロープーウエイ、蒋介石が母を想って建立した高さ48mの慈恩塔、中国北朝宮殿式建築の孔子廟の文武廟といったスポットを回るのが定番の観光コースでしたが、近年は湖をぐるりと一周する約30kmの本格サイクリングロード“環潭路線”にも注目が集まっています。この環線には、さらに並走するように難易度が低めの6つのサイクリングコースが断続的に設けられていて、それぞれにレンタサイクルのポートを整備。湖畔のサイクリングを気軽なレジャーとして楽しむことができます。

庭先から出掛ける感覚! 話題の水上サイクリングコースが目の前に。


なかでも人気のサイクリングコースが“水上自行車道”。これは湖上に作られた長い橋のような通路を走るコースで、CNNが選んだ“世界10大美観サイクリングロード”に選ばれたこともあり、海外からの注目度も上昇中。水位が高めの日は、足元に広がる湖面の美しさもひとしおで、風を感じながらの疾走は気分爽快。

この話題の水上コースにもすぐに出られるのが、今回紹介する「日月潭大飯店」の最大の魅力です。レイクサイドには広場があり、ここでアフタヌーンティーやビールで休憩するもよし、散歩に繰り出すもよし。気分や天候次第でフレキシブルに予定を決められるのが嬉しいですね。

レイクビューの客室なら、おこもりステイ派も大満足!



全106室の客室は、マウンテンビューとレイクビューがあり、全7タイプ。せっかくの日月潭、空室があれば、ぜひともレイクビューの予約を。リラックス重視のおこもり派なら、マッサージルーム「Lulu SPA」へ。優しい圧が心地よいマッサージが、日本での蓄積疲労を吹き飛ばしてくれるはず。

朝食&夕食は、湖を眺めながらのビュッフェを堪能。


地下2階の「桂月坊」では、主にビュッフェスタイルの食事を提供。“小吃”と呼ばれる台湾のB級グルメから、地元食材を用いた創作料理まで、目移り必至のごちそうが並びます。また、ロピー横には、軽食やコーヒー、カクテルなどが気軽に楽しめるカフェバーもスタンバイ。

地下3階は、ファミリー向けのスペースになっています。大人にはフィットネスジム、お子様にはキッズルームを用意。そのほか、ゲーム室、バスケットゴール、エアホッケー、ビリヤード、チェスルームなど、家族みんなで楽しめる施設が多数揃っています。

そして館内レクリエーションのさらなる充実に向け、地下2階にプールスペースを建設中。夏休みシーズン前には完成の予定です。リゾート感がぐっと高まる施設の登場に、乞うご期待!

最上階にはレイクビューホール。各種イベントに対応可能。


家族旅行はもちろん、企業研修などにも選ばれている「日月潭大飯店」。その理由は多目的ホールと会議室の存在に。20 人のミーティングから200人規模の会議まで、さまざまなニーズに対応しています。最上階にあるホール「星月廳」は、大きな掃き出し窓で270度のレイクビューを実現。いくつもの名所が一望できる抜群の眺望が好評です。ホテルの最上階会議室を構えているのは、日月潭ではここだけ。幻想的な景色のもと、2人の未来を誓う“レイクビュー・ウエディング”もオススメ!

おわりに


2019年6月末までは、宿泊プランにディナービュッフェが付帯。7月からの夏休み期間は、お子様の宿泊代金と朝食ビュッフェが無料になるお得なキャンペーンを実施予定。この機会を逃したなら、毎年10〜11月に開催される日月潭花火大会のシーズンが狙い目です。実はこの花火、ここ日月潭大飯店がベストポジションなのだそう。いつ訪れても価値ある滞在が期待できるホテル、日月潭を訪れる予定があるなら、要チェックです。

◆日月潭大飯店
住所:南投縣魚池鄉水社村中山路419號
電話: +886-4-9285-5511
情報提供元: 旅色プラス