はじめに


日本3大渓谷の1つである黒部峡谷(くろべきょうこく)は、北アルプスの鷲羽岳(わしばだけ)を源にして、長さ86km、高低差3000メートルある黒部川が流れる大峡谷です。
紅葉スポットとして人気のスポットでもあるんですよ♪

富山県にある紅葉スポット「黒部峡谷」の魅力と見どころ①大峡谷の紅葉


黒部峡谷は、平均36度の斜面で、日本最深のV字型をした大峡谷とも言われています。
30度から45度の傾斜が、全体の70パーセントを占める、絶景です。
実はこのエリアは、紅葉の時期には幻想的とも思えるようは風景になるんです。

黒部峡谷としては10月下旬から11月中旬と長い期間、鮮やかな渓谷を眺めることができます。

黒部峡谷を流れる黒部川の扇状地より取水できる地下水は、全国名水百選にも選ばれており、水がきれいな場所でもあります。

◆黒部峡谷
住所:富山県黒部市黒部峡谷口、宇奈月町黒部

黒部峡谷



富山県にある紅葉スポット「黒部峡谷」の魅力と見どころ②トロッコ電車からの車窓


日本の秘境100選にも選ばれている黒部峡谷は、黒部峡谷鉄道のトロッコ電車で移動ができます。

始点となる「宇奈月駅」から終点「欅平駅」まで約1時間20分の旅を楽しめます♪

秋になると、峡谷が3色で染めあげられ、トロッコ電車が通る赤色の橋と清流の黒部川も際立つ風景となり、美しいの一言。

常に緑色の葉をしたツガ、キタゴヨウ、ネズコなどの木々と、赤く染まるヤマモミジ、カエデ、ナナカマド、黄色に染まるクロモジカツラ、ブナなどが入り混じる峡谷になります。

富山県にある紅葉スポット「黒部峡谷」の魅力と見どころ③紅葉見頃が約3週間続く


黒部峡谷のトロッコ電車は駅が4つあります。

標高224メートルの宇奈月(うなづき)駅からスタートし、順に標高326m黒薙(くろなぎ)駅、標高443メートル鐘釣(かねつり)、終点が標高599メートルの欅平(けやきだいら)駅です。

標高差があるため、秋は標高の高い欅平駅周辺から紅葉がはじまり、10月下旬から11月上旬が見ごろです。

一方、宇奈月駅周辺は11月上旬から11月中旬が見ごろとなるため、黒部峡谷としては約3週間ほど紅葉を楽しめるんですよ♪

富山県にある紅葉スポット「黒部峡谷」の魅力と見どころ④トロッコ内では名所前にアナウンスがある


普通の電車は名所などの案内はありませんが、トロッコ電車では車窓からの眺める楽しさがあるため、名所を通り過ぎる前にアナウンスがあります。

どの景色をとっても、写真撮影したくなるような光景が広がっています!

トロッコ電車の後ろに乗っていれば、カーブがある際に渓谷とトロッコと赤い橋、清流の黒部川を写真におさめられるスポットもあります。

おわりに


約3週間も紅葉の見ごろが続く、富山県にある「黒部峡谷」の魅力と見どころをご紹介しました。
紅葉時期以外でも絶景スポットですので、紅葉時期はもっと素晴らしい景色が広がります。
一度足を運んでみてくださいね♪
情報提供元: 旅色プラス