はじめに


川崎市から横浜市にかけて広がる工場地帯の風景は、SF映画に出てくるような近未来感が漂う不思議な光景。
数年前から日本各地で話題になっている工場夜景を見に、京浜運河へ出かけてみませんか?

京浜運河ってどんなところ?


京浜(けいひん)運河は、東京都港区から品川区、大田区、川崎市を経て横浜市鶴見区大黒埠頭まで続く運河です。

京浜運河というと、川崎市と横浜市にまたがる工場風景が思い浮かぶ方も多いはず。ですが、京浜運河周辺には、東扇島公園やちどり公園など臨海地区ならではの眺めが楽しめる公園があり、こちらも人気のあるスポットとなっています。もちろん、横浜方面から見る遠景も素敵ですよ。

京浜運河の工場夜景探検クルーズに参加しよう!


横浜のピア大さん橋から出航するフェリーボートに乗って、夜の工場夜景探検へ出かけてみませんか?

「サンタバルカ」という名の小さな船で90分間、京阪運河を巡る船旅が楽しめます。

高々と伸びる煙突、鉄骨のクールな姿がライトアップされる工場群の景色はとても幻想的。横浜港の美しいイルミネーションも見られますよ。

◆工場夜景探検クルーズ(京浜フェリーボート株式会社)
住所:横浜市中区海岸通1-1 大さん橋ふ頭ビル1階(集合場所)
電話番号:045-201-0821
営業時間:17:00(土日祝運航)
定休日:水曜
※土日以外の運航日と運航時間は毎月異なります。

工場夜景探検クルーズ



京浜運河を目の前に見られると話題の海芝浦駅


京浜運河を望む海芝浦駅は、JR鶴見線の終着駅。

ここは東芝の社員のみが使用できる駅なので、改札を通過することはできませんが、駅の隣には海芝公園という憩いの場があります。

京浜運河、東京湾が一望できるため、わざわざ行きたい観光スポットとして大人気。昼間の開放的な見晴らしはもちろんですが、夜景も素晴らしいですよ。

◆海芝公園
住所:神奈川県横浜市鶴見区末広町2
電話番号:なし
営業時間:9:00~20:30
定休日:無休

京浜運河までのアクセス方法


車利用の場合は、首都高速湾岸線東扇島出入口から国道357号東京方面へ進むと到着です。

公共交通機関利用の場合は、JR川崎駅東口から川崎市バス(川05系統 東扇島循環)「東扇島東公園前」で下車すると川崎側から京浜運河が見られます。

海芝浦駅へ行く場合は、JR鶴見線に乗車し、終点まで向かいます。改札の外には出られませんが、ホームに降り立つだけでも価値のある場所ですよ。

おわりに


京浜運河は範囲が広いので、エリアを絞って散策を楽しむとよいでしょう。
お寺好きの方は、足を伸ばして鶴見区の曹洞宗大本山總持寺へ行ってみるのもオススメです。
情報提供元: 旅色プラス