はじめに


台湾で最も広い面積を誇る「日月潭」。
とても美しく幻想的な湖では、様々な楽しみ方があります。
今回は、そんな日月潭やその周辺の情報についてご紹介いたします。

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台湾にある絶景♪「日月潭」ってなに?


日月潭(にちげつたん)は、台湾の南投県魚池郷(なんとうけんぎょちきょう)にあり、「台湾のヘソ」と呼ばれる、台湾最大の自然湖です。

日月潭の中央付近にある拉魯(ラルー)島が堺となって、東側が太陽のように丸い「日潭」、西側が三日月型の「月潭」とそれぞれ呼ばれており、それが合わさって「日月潭」となりました。

ちなみに、日本語読みでは「にちげつたん」と呼びますが、台湾では「リーユエタン」と呼ばれたり、短くして「明潭:みんたん」とも呼ばれています。

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台湾にある絶景♪日月潭の歴史と日本


日月潭と日本の関係は実は深いものだということをご存知でしたか?

その関係は、日本が台湾総督府を置いていた時代にまで遡ります。
1918年、台湾7代目総督であった明石元次郎は、ライフラインの整備のために高木友枝を率いて台湾電力株式会社が水力発電所を作る計画を立てます。

それは、台湾で最も長い川・濁水渓(だくすいけい)から地下導水路で水を引く計画をし、翌年から設計が開始されますが、関東大震災などで計画は断念されます。
しかし、1928年に松木幹一郎が台湾電力社長に就任すると、再び計画は始動し1934年に湖と発電所が完成しました。

その結果、湖面の面積が拡大し、台湾一の大きさを誇る湖となったのです。
第二次世界大戦後、1947年7月台湾電力水力発電所から「大観水力発電所」に名称は変わりましたが、台湾における水力発電全体の半分以上を日月潭の水力発電がまかなっています。

台湾にある絶景♪日月潭の伝説


日月潭は原住民であるサオ族がすんでおり、そのサオ族には日月潭にまつわる白鹿の伝説があります。

昔、原住民のサオ民族が白鹿を一頭追っていました。
白鹿が山に入るとサオの人々も続き、白鹿に誘われるように山奥へと入っていきました。
山道をしばらく歩くと、急に開けたところに出て、美しい湖面が眼前に広がったのです。

すると、サオの人々が追いかけていた白鹿は、悠々とした足取りで湖の中に消えていったといわれています。
残されたサオの人びとは湖の美しさとは別に、湖周辺の産物が豊かであることに気付きます。
これは、神様がこの豊かな湖へと導いてくれたのだと感謝し、この地へサオ族は移り住むことになったのです。

台湾にある絶景♪日月潭の見どころ


日月潭の美しい湖だけでなく、その周辺も見どころが満載です。

特に、日月潭は現地では蜜月潭や情人湖(恋人の湖)と呼ばれており、デートスポットやカップルや新婚夫婦たちに人気の観光スポットです♡
そのため、台湾の人々は日月潭でウェディングの記念撮影をする方がとても多いんですよ。

中でもおすすめなのが梅荷園で、情緒ある石畳がロマンチックさを演出してくれます。
ぜひ、日月潭の美しい景色と合わせて訪れてみてはいかがでしょうか?

台湾にある絶景♪日月潭で押さえておきたいご当地グルメ


日月潭名物である総統魚がとってもリーズナブルな値段で楽しめるのが「阿栄部族麺」です。

ちなみに、総統魚とは日月潭で捕れる淡水魚カワヒラのことで、よくプライベートで訪れていた蒋介石総統が好んで食べたことからこの名前が付いたといわれています。

地元のキノコや旬の野菜などと一緒に総統魚の切り身を食べることができます。
魚料理だけでなく、肉料理もあります。
お1人様専用のメニューもあるので、一人旅の方でも気軽に立ち寄ることができますよ。

◆阿栄部族麺
住所:南投縣魚池郷水社村名勝街18号
営業時間:11:00~15:00、17:00~21:00

日月潭へ訪れる際の注意


日月潭のある台湾は、親日国として有名です。
それは、台湾は日本の統治時代があり、その際の日本人たちの功績によるものです。
でも、いくら親日だからといっても、私たちが横柄な態度をとれば、過去の日本人によって作られたせっかくイメージが崩れてしまいますので、気を付けることも必要です。

また、スリや置き引きなどの件数は日本と違って多いですので、自衛の意識を持つようにしましょう。

トイレはトイレットペーパーを流してはいけませんので、注意が必要です。
それに伴って、トイレットペーパーのないトイレもありますので、常備しておくことをお勧めします。

そして、愛犬家さんへの注意ですが、台湾も愛犬家の多い国です。
ただ、日本と違うのは狂犬病を犬が持っている可能性があるということです。
いくら可愛くても、無闇に犬には触らないようにしましょう。

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台湾にある絶景♪日月潭へのアクセス方法


台北から日月潭へのアクセス方法をご紹介いたします。

【台湾高速鉄道を利用する場合】
台湾高速鉄道で台湾から台中へと向かいます。
乗車時間は約1時間ほどです。
そこから高速鉄道台中駅の改札を出て、5番出口から外へと出ます。
すると、日月潭行きの南投客運バス乗り場がありますので、そこからバスに乗車します。
日月潭を下車した後は、約1時間30分ほど(ルートによっては約1時間)で日月潭に到着します。

【長距離バスを利用する場合】
台北近くにある台北西ターミナルバスから、「日光客運バス」の日月潭行きのバスに乗車します。
そこから、約4時間ほどで日月潭停留所に到着します。

台湾にある絶景♪日月潭と合わせて訪れたいスポット


「九族文化村」は、台湾原住民族の10部族が紹介されているテーマパークです。
伝統的な部族の軽食を味わったり、各部族の代表的な歌や踊りを見ることができます。
ほかにも機織りや竹細工などの伝統的な生活習慣などを知ることができます。

他にもヨーロッパ式の庭園を再現したエリアなどがあり、見ごたえ十分!
園内のスタッフの方には日本語を学んだ方もいらっしゃるので、安心して観光することができます。

◆九族文化村
住所:南投県魚池郷大林村金天巷45号
電話番号:049-289-5361
営業時間:8:00~17:00※土曜・日曜は17:30まで
定休日:無休

九族文化村



おわりに


「日月潭」の魅力をご紹介しました。
このほかにも、遊覧船に乗ったり、湖の周辺をサイクリングしたりと楽しみ方は、自分の計画次第で変わってきますよ。
ぜひ、台湾に訪れた際は日月潭も旅行スケジュールに組み込んでみてはいかがでしょうか?
情報提供元: 旅色プラス