はじめに


箱根の「ポーラ美術館」が、企画展「100点の名画でめぐる100年の旅」(2017年10月1日~2018年3月11日)の開催を記念して、1月7日(日)・1月8日(月・祝)・1月27日(土)に、新年お正月イベントを開催します。2018年は、よりアートに触れる年にしてみてはいかがでしょうか。

1月7日は「第6回ギャラリートーク駅伝」


箱根駅伝にちなみ、学芸員がタスキをつなぎ、1回30分のトークを10回連続で行う「ギャラリートーク駅伝」。今回は、企画展「100点の名画でめぐる100年の旅」に出品されている100点の名画のなかから、人気作品投票企画「P-1グランプリ」で選ばれた上位10作品をとりあげます。当日はほぼ終日、美術館のどこかでギャラリートークを開催。気軽に参加できるコンテンツとなっています。


◆第6回ギャラリートーク駅伝
日時:1月7日(日)10:00~12:30(計5回)、13:30~16:00(計5回) ※9:50より地下1階講堂に集合
定員:各回30名
参加費:無料(要入館券) 参加者全員にポストカード1枚プレゼント
会場:ポーラ美術館 地下1階講堂および展示室

1月8日は「九谷焼ワークショップ」


九谷の和絵具で模様をあらかじめ印刷した転写シール、「KUTANI SEAL -クタニシール-」を利用して器をつくるワークショップです。本企画展にあわせて、マティスの《リュート》や、ルノワールの《レースの帽子の少女》など名画を九谷焼風の図柄にアレンジ。

好きなシールを器に貼り付けるだけで、「ポーラ美術館」でしか作れないオリジナル食器が完成します。


◆KUTANI SEALを使ってオリジナル九谷焼食器をつくろう!
日時:1月8日(月・祝)10:00~16:00(最終受付15:30)
定員:先着40名 ※所要時間約30分~。常時受付。小学校低学年以下のお子様は保護者同伴
参加費:花型皿2,300円~、マグカップ2,800円~(送料込み、届け先によって変動)
会場:ポーラ美術館 地下1階講堂
※シールを貼り付けた器を窯元で焼き上げてからの発送。作品は約1ヶ月後のお届け。

1月27日は「結城昌子氏 スペシャルギャラリートーク」


「私が選ぶポーラ美術館コレクションベスト5」と題し、アートディレクターでアートエッセイストの結城昌子氏によるスペシャルギャラリートークを開催。アートとの新しいコミュニケーションを提案する書籍を多数企画・執筆してきた結城氏とともに展示室をめぐりながら、作品の新たな魅力に触れられます。


◆結城昌子氏 スペシャルギャラリートーク
日時:1月27日(土)14:00~15:00 ※13:50より地下1階講堂に集合
定員:先着30名
参加費:無料(要入館券)
講師:結城昌子氏(アートディレクター/アートエッセイスト)
会場:ポーラ美術館 地下1階講堂および展示室

ポーラ美術館開館15周年記念展「100点の名画でめぐる100年の旅」とは


アンリ・マティス 《リュート》 1943年


企画展「100点の名画でめぐる100年の旅」は、ポーラ美術館収蔵の絵画作品のなかから厳選した、西洋絵画71点、日本の洋画29点、合計100点の名画を画家や芸術運動、主題や時代に関わる20のテーマに分け、19世紀半ばから世紀転換期を経て、20世紀にいたる約100年の西洋と日本の近代絵画の流れを旅するように鑑賞できる企画展です。

100点はモネ、ルノワール、ピカソ、黒田清輝など、どれもコレクションを代表する名作ばかり。ポーラ美術館始まって以来の贅沢なコレクション展です。


◆ 100点の名画でめぐる100年の旅
会期:2017年10月1日(日)から2018年3月11日(日)※会期中無休
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
主催:公益財団法人ポーラ美術振興財団 ポーラ美術館
出品点数: 絵画100点

おわりに


企画展だけでなく、様々なイベントを企画・開催している「ポーラ美術館」。日によって開催されるイベントが異なるため、何度でも訪れる楽しみもあります。新年は名画で旅気分を味わいながら、アートなイベントに参加してみてはいかがでしょうか。



情報提供元: 旅色プラス