はじめに


2015年放送の大河ドラマ「花燃ゆ」のロケ地となった山口県萩市。吉田松陰や高杉晋作など、幕末から明治にかけて活躍した歴史上の偉人たちを多く生み出したこのエリアは、歴史好きなら一度は訪れたい観光地ですよね。今回は、そんな歴史と山口ならではのスポットや食事を愉しみつくす、おすすめの観光プランをご紹介します。

みすゞの生涯や生きてきた時代に想いを馳せて「金子みすゞ記念館」


まずは山口県出身の童謡詩人、金子みすゞについての展示品が見られる「金子みすゞ記念館」へ。

小さい時に詩を読んだ方も多いと思いますが、テレビのCMで使われたり、素朴な優しさが海外でも話題を集めたりと、最近ではさらに注目を浴びている金子みすゞの遺構集や写真、当時の雑誌や部屋の再現などを見ることができます。

大正時代を彷彿とさせる、趣ある館内で詩に自分の想いを馳せてみましょう。

◆金子みすゞ記念館
住所:山口県長門市仙崎1308
電話番号:0837-26-5155
営業時間:9:00~16:30(閉館17:00)
定休日:12月29日~翌1月1日
料金:大人350円

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明治維新の原動力となる偉人達を育てた「松下村塾」


電車で50分ほど移動し、幕末から明治にかけて近代化を推し進めた荻エリアへ。次の観光スポットは明治維新に活躍した志士達を多く輩出した「松下村塾」です。吉田松陰が開き、高杉晋作、伊藤博文などを育ててきたこの塾は、吉田松陰を祀っている「松陰神社」の境内の中に当時のままの姿で現存しています。

小スペースで質素な私塾から多くの偉大な人物が巣立ち、日本の歴史を作っていったのは感慨深いですね。同じ敷地内には「吉田松陰歴史館」もあるので、「松下村塾」のことをさらに知るために寄ることをおすすめします。

◆松下村塾
住所:山口県萩市椿東1537
電話番号:0838-22-4643(松陰神社)
営業時間:見学自由(外観のみ)
定休日:なし

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「割烹 千代」で、荻で獲れたうにを贅沢にのせた丼を


詩と歴史の歩みを愉しんだら、車で10分ほど離れた老舗割烹「割烹 千代」へ。萩でしか味わえない料理をいただけますよ。一枚板の檜のカウンターや広い和室のある店内は、地元の人で賑わっています。

おすすめはうに海鮮丼で、萩で獲れるうにだけを贅沢に使っています。他のメニューも萩の新鮮な海の幸や山の幸を新鮮なうちにいただけるのが嬉しいところ。山口の地酒や地ビールも置いてあるので、萩の味覚はたっぷり味わえるのが魅力です。

◆割烹 千代
住所:山口県萩市大字今古萩町20-4
電話番号:0838-22-1128
営業時間:月~土 11:30~14:00、17:00~22:00
     日 11:30~14:00
定休日:日曜夜・月曜日(但し月曜日祭日の場合は月曜夜・火曜日)

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客室の8割がオーシャンビューの宿「夕景の宿 海のゆりかご 萩小町」にチェックイン


丼を堪能した後は、電車で30分ほど移動し「夕景の宿 海のゆりかご 萩小町」へチェックイン。萩の絶景が見渡せる場所に広大な敷地を持つ当宿は、1日観光で疲れた体を癒すのにぴったりです。
客室の8割がオーシャンビューで、露天風呂に入っていても潮風を感じながら寛ぐことができます。

山口の名産であるフグに舌鼓を打って、岩盤浴や温泉に入ればゆったりリラックスできますよ。さらに、マッサージやビリヤードなど全部で72ある癒しやレジャーのコーナーで夜まで遊ぶのもおすすめです。

雄大な荻の景色を満喫できる宿でのんびりし、旅を締めくくりましょう!

◆夕景の宿 海のゆりかご 萩小町
住所:山口県萩市椿東越ヶ浜6509
電話番号:0838-25-0121
チェックイン:15:00 ※ 最終チェックイン:10:00
チェックアウト:10:00

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おわりに


歴史を感じる町、萩では幕末から明治維新に活躍した志士達の足跡や、また新たに注目を集めている詩人の記念館の観光を愉しめます。たっぷり観光したら、萩のうにやフグをいただいて、ゆっくり温泉に浸かって癒されてみては?



情報提供元: 旅色プラス