国土交通省は、いすゞ自動車製の大型観光バスで、ショックアブソーバーが腐食することでハンドル操作が不能になる恐れがあるとして、系列の販売店で無料点検を受けるよう、バス事業者や地方運輸局などに通達した。


1992年から2005年までに製造した大型観光バス「ガーラ」「スーパークルーザー」の2,891台が対象で、融雪剤を多く使用する地域で走行することで、ショックアブソーバーの取付部が腐食し折損する場合がある。右側にあるフロントショックアブソーバーが折損した場合、ハンドル操作機構のピニオンシャフトに干渉し、ハンドル操作が不能になる恐れがある。


既に、高速道路上で2件、一般道上で1件の物損事故が発生している。


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情報提供元: Traicy