商業系不動産開発を手掛けるパシフィカ・キャピタルは、東京・錦糸町の錦糸町マークビルをホテルにコンバージョンし、2017年夏に開業すると発表した。


広さ18から28平方メートル規模の部屋を200室設け、外資系の三つ星ホテルとなる見込み。浅草や東京スカイツリーのほか、高速道路のインターチェンジからも近いことから、主に訪日外国人の利用を見込む。


外資系の宿泊特化型ホテルは日本国内では発展途上であるとしており、都内のホテルの稼働率がすでに90%を超えていることや供給数に限りがあることから、オフィスビルからホテルへのコンバージョンは大きな可能性があるとパシフィカ・キャピタルのセス・サルキン代表取締役はコメントしている。


錦糸町マークビルは、錦糸町駅から徒歩5分。1988年4月に竣工した。地下2階、地上10階建て。

情報提供元: Traicy