JR北海道は、落ち込んだ交通・観光需要喚起のため、北海道の「ぐるっと北海道・公共交通利用促進キャンペーン」の助成金を活用し、2種の企画乗車券を特別価格で発売する。



ウポポイ(民族共生象徴空間)の入場券または事前予約が確認できる場合限定で、「開業記念ウポポイきっぷ」を発売する。札幌~白老駅間の特急列車普通車自由席の往復が、通常5,600円のところ助成金分を差し引き、3,800円で発売する。



また、同きっぷ利用者に同行する小中学生向けに「開業記念ウポポイきっぷU15」も設定。通常価格が中学生5,600円、小学生2,790円のところ、いずれも500円で発売する。中学生は学生証が必要で、「開業記念ウポポイきっぷ」の利用者1名に対して、「開業記念ウポポイきっぷU15」4名分まで発売する。



フリーエリア内のJR線、函館バス、函館市電、道南いさりび鉄道が乗り放題の「はこだて旅するパスポート」は2021年3月31日まで設定・発売しているが、7月23日から8月31日までの間の利用を対象に、助成金を活用し最大50%引きで発売する。発売額は1日間用は大人1,350円、こども670円。2日間用は大人1,830円、こども910円。発売は7月17日からで、1日間用は8月31日まで、2日間用は8月30日まで発売。



いずれも北海道の助成金を活用して発売するため、補助金の上限に達した場合は発売を終了する。

情報提供元: Traicy
記事名:「 JR北海道、はこだて旅するパスポートを助成金活用で半額に 「開業記念ウポポイきっぷ」も発売