全日本空輸(ANA)はきょう9月1日、東京/成田〜パース線を開設した。



ANAは2015年から東京/羽田〜シドニー線に就航しており、オーストラリア路線は2路線目。東京/成田〜パース線は、カンタス航空が2011年に運休して以来の直行便復活となる。ビジネスクラス32席、エコノミークラス152席の184席仕様のボーイング787-8型機を使用し、1日1往復運航する。





成田空港では初便NH881便の出発に合わせて記念式典が行われ、リチャード・コート駐日オーストラリア大使や、ポール・パパリア西オーストラリア州観光大臣らが出席。銚子はね太鼓保存会と、ANAグループ社員で構成されたANA NRT Sky Bandがそれぞれ演奏を披露し、会場からは拍手が沸き起こった。





式典でANAの平子裕志代表取締役社長は、就航を「待ちに待った日」と喜んだ。日本からはメルボルンやケアンズなど、オーストラリアの複数都市に直行便が就航しているが、平子社長が「パースにしかないもの」として紹介したのは、現地で「パープルスカイ」と呼ばれるインド洋の夕景。「西海岸ならではの夕日の絶景を楽しんでほしい」という。また、今月開幕するラグビーW杯について触れ、「直行便がW杯に間に合ったのは本当によかった」と笑顔を見せた。



ランプエリアでは平子社長やANAグループ社員が横断幕を掲げ、NH881便の173名(幼児1名含む)の乗客を見送った。



■ダイヤ

NH881 東京/成田(11:10)〜パース(20:15)


NH882 パース(21:45)〜東京/成田(08:25+1)
















▲乗客に渡された記念品

情報提供元: Traicy
記事名:「 ANA、東京/成田〜パース線就航 平子社長「待ちに待った」