ネパール航空は、大阪/関西〜カトマンズ線の就航に向け、大阪での乗務員の宿泊施設に関する提案の受付を開始した。1月31日付けで発表した。



発表内容によると、4つ星か5つ星のホテルでシングルルーム4室とツインルーム3室の計7室を毎日用意することなどが条件となっており、期間は2月27日から2021年2月26日までの2年間。フライトは冬スケジュール期間中は午前11時に到着し、午後1時に出発、夏スケジュール期間中は午前9時50分に到着し、11時20分に出発するとしている。



日本とネパール当局は、2018年6月18日に開催した協議で、日本企業はネパール国内の全地点へ、ネパール企業は東京/羽田を除く日本国内の全地点へ乗り入れできるようにすることで合意した。便数もこれまでの週2便から週14便に大幅に拡大し、コードシェアの枠組みも自由化する。



日本とネパールの間は、1994年から2007年まで、ロイヤル・ネパール航空(当時)がカトマンズ〜上海/浦東〜大阪/関西線をボーイング757型機で週2便運航していた。2007年5月14日より運休している。新型機の導入や需要の増加により、直行便での運航が可能となる。現在は香港、バンコク、クアラルンプール、ムンバイなどに就航している。



カトマンズポストの報道によると、エアバスの調査では、日本からネパールへの渡航者数は5年で約48,000人に増加するとしている。ネパールへの日本人渡航者のうち、東京/成田と大阪/関西発着の旅行者は全体の68%を占めているとした。2017年の日本人渡航者数は27,326人だった。日本に住むネパール人も、2013年の31,531人から、現在は60,000人以上に増加している。



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情報提供元: Traicy
記事名:「 ネパール航空、大阪で乗務員宿泊施設の公募受付 2月27日から2年間