AIRDO(エア・ドゥ)は、きょう12月20日、就航から20周年を迎えた。





羽田空港では谷寧久社長、新千歳空港では草野晋副社長やマスコットキャラクターのベア・ドゥが出席し、記念セレモニーを開催した。





新千歳空港の7番搭乗口で、東京/羽田行きのADO14便の出発前に行われたセレモニーで挨拶した草野晋副社長は「1998年12月20日、この新千歳空港から第1便が飛び立ちました。それから20年、この記念すべき日を迎えられたのはお客様のおかげでございます。これからも全社員の力を結集して、北海道の翼にふさわしいオンリーワンのエアラインを目指して参ります」と、利用者に謝意を述べた。





東京/羽田〜札幌/千歳線の乗客全員に、東京/羽田発はLeTAO(ルタオ)で一番人気の「ドゥーブルフロマージュ」をイメージして2種のチーズを使ったチーズデザートの「フロマトロン」とダージリンの香りが絶妙なココア風味のクッキー「テノワール」をセットで、札幌/千歳発は「白い恋人」のDNAを受け継いだサクサク食感のラング・ド・シャで、北海道外初の直営店「ISHIYA GINZA」限定のスイーツISHIYA GINZA 「Saqu(サク) LANGUE DE CHAT」を3枚入りの特別パッケージでプレゼントする。



さらに同日から客室乗務員、地上係員、運航乗務員、整備士が着用する制服を刷新。地上係員は10年ぶり、整備士は13年ぶり、運航乗務員ははじめてのリニューアルとなる。機内安全ビデオも刷新した。







エア・ドゥは1996年11月に、北海道国際航空として設立した。「AIRDO」は会社設立当時、愛称として募集した5,430点の中から選ばれたもので、”DO”は挑戦、北海道にも通じるとして決めた。1998年12月20日に東京/羽田〜札幌/千歳線を1日3往復6便で就航、機材数はボーイング767-300型機1機だった。当時の片道運賃は通年で16,000円という高い優位性からあ、就航から1年間の就航率は99.3%、搭乗率は約73%と高い数値を記録した。一方で、大手航空会社がエア・ドゥ便と同時刻帯の便の運賃を同額にまで値下げしたことや、保有機材数が少ないことから高い間接コストであることなどから、就航2年目の1999年6月の搭乗率は44%と急減。2002年6月には民事再生法の適用を申請した。同年には全日本空輸(ANA)がスポンサーとなり、2003年2月から国内で初めてとなる共同運航(コードシェア)を開始した。2012年10月には社名をAIRDOに変更している。就航からこれまでに、重大インシデントに当たる事故は発生していない。





現在はボーイング767-300型機4機、ボーイング737-700型機9機の計13機を保有し、札幌/千歳・旭川・函館・女満別・帯広。釧路の道内6都市と本州を結ぶ16路線を1日58便運航している。2019年3月と2019年度内にボーイング767-300型機を1機ずつ導入し、ボーイング767-300型機は6機体制に拡大する。



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情報提供元: Traicy
記事名:「 エア・ドゥ、就航20周年 新千歳空港でセレモニー開催