阪急交通社は、2016年4月から2017年3月に添乗員が同行する国内旅行の参加者を対象としてアンケート調査を行い、2016年度の旅行満足度を調査した。



宿泊ツアーの旅行満足度が高かったコーストップ3は、名古屋発「華麗なる沖縄モニターツアー4日間」、仙台発「日本の温泉100選に泊まる 日本の9つの新幹線にすべて乗る日本周遊5日間」、鹿児島発「長島ブランド「鰤王」と黒酢レストラン「桷志田」で食す かごしま再発見の旅2日間」だった。全宿泊ツアーの平均満足度は、旅行全般90.3%、ホテル88.5%、食事72.7%、添乗員93.7%、乗務員89.2%となった。



日帰りツアーの旅行満足度が高かったコーストップ3は、関西発「旅の良いとこどりバスツアー 三田・篠山・六甲」、大分発「活イカ造りと佐賀牛・御船山楽園 ちょっと贅沢な大人の旅」、関西発「秋吉台・元乃隅稲成神社と角島大橋 3つの絶景めぐり」だった。全日帰りツアーの平均満足度は、旅行全般81.8%、食事74.5%、添乗員87.3%、乗務員88.0%となった。



宿泊ツアーの上位10コースのホテル満足度は平均して93%で、ホテル満足度が高いほど旅行満足度が高い傾向となった。宿泊日数が長くなるにつれて宿を重要視する傾向もみられ、宿へのこだわりがあることがわかった。日帰りツアーは旬のものや食材にこだわったも昼食を提供することで満足度が高くなることがわかった。また、最近の日帰りバスツアーでは早朝出発時にサンドイッチとコーヒーといった軽食や、帰路のバスで軽食を提供するツアーが人気にあるという。また、宿泊、日帰りツアーの両方に共通して、添乗員と乗務員の評価が満足度を下支えしていることがわかった。



調査項目は宿泊ツアーは「旅行全般」、「ホテル」、「食事」、「添乗員」、「乗務員」の5項目、日帰りツアーは「ホテル」を除いた4項目。



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情報提供元: Traicy
記事名:「 ホテル満足度と旅行満足度は比例、日帰りツアーは食事を重視 阪急交通社調査