ホンダは環境性能と高品質を追求したHonda二輪車用純正エンジンオイルとして人気の4サイクルエンジンオイル「ULTRAシリーズ(※注)」のパッケージデザインを変更。またスタンダード版の「ULTRA G1」を低粘度化し、ベースオイルを部分化学合成油に変更することで、より高品質で高性能化を実現。新しいULTRAシリーズは全国のHonda二輪車正規取扱店および二輪車用品専門店で2021年2月1日(月)より発売。


REPORT●北秀昭(KITA Hideaki)


MAIN PHOTO●渡辺昌彦(WATANABE Masahiko)

さらに高性能化したホンダの純正スタンダードオイル「ULTRA G1」

 ULTRA G1はバイク用エンジンの性能を最大限に引き出す、ホンダの純正スタンダードオイルとして開発。今回、ベースオイルを従来の鉱物油から部分化学合成油へ変更することで、エンジン内部で発生する摩擦や摩擦熱などへの高い耐久性や、エンジン回転中におけるオイルの安定性や静粛性、清浄性をより向上。




 また、粘度を「10W-30」から「5W-30」に低粘度化することで、さらに燃費を向上。気温が低い環境下でも、スムーズなエンジン始動を実現するなど、幅広い温度環境に対応している。

ULTRAシリーズはパッケージデザインを一新

 今回、上記の「ULTRA G1」を含め、ULTRAシリーズはパッケージデザインを変更。各種ULTRAの対象カテゴリー車種の持つ特性や世界観と併せ、上質感のある印象のデザイン&カラーリングへと刷新された。




 また、認知度の高い「G1」や「G2」などの商品名に加え、「STANDARD(スタンダード)」「SPORTS(スポーツ)」「RACING(レーシング)」などの対象カテゴリーを追記。これにより、『どのエンジンオイルを選べばいいの?』という迷いを払拭。一目で用途や愛車の種類に適したタイプが選択できるよう、大幅に視認性を高めているのがポイントだ。

パッケージデザインが一新されたULTRAシリーズ。

※注:バイク用として開発されたULTRAシリーズは、4サイクルエンジン搭載車であればメーカーを問わずに使用可能(レース専用車など一部を除く)。ただしメーカー問わず、すべての2サイクルエンジン搭載車には使用不可。

用途やタイプによって選択可能!4ストローク用エンジンオイル「ULTRAシリーズ」

※車種ごとにJASO規格(MAまたはMB)の指定があります。「S9」「E1」をご使用の際は、必ず取扱説明書やサービスマニュアルをご確認ください。希望小売価格は消費税抜き表示です。

情報提供元: MotorFan
記事名:「 ホンダ純正エンジンオイルが進化!低粘度化&部分化学合成油を採用|ULTRA G1