月間登録台数:NO DATA


現行型発表:17年2月(一部改良:19年9月)


JC08モード燃費:21.3km/ℓ ※「COOPER D ALL4」




REPORT●塚田 勝弘(TSUKADA Katsuhiro)


PHOTO●平野 陽(HIRANO Akio)/神村 聖(KAMIMURA Satoshi)


MODEL●竹田 愛(TAKEDA Megumi)




※当記事は2019年11月発売の「2020年 国産&輸入SUV」に掲載されたものを転載したものです。

ひと目でMINIシリーズと分かるエッセンスを散りばめながらもCセグメントに大型化することで、居住性や積載性を向上。SUVらしさを感じさせるルーフレールをはじめ、リヤフォグランプを全車に標準装備する。LEDテールランプは、タイプ別設定になる。

主要諸元 COOPER S E ALL4


全長×全幅×全高(㎜):4315×1820×1595


室内長×室内幅×室内高(㎜):―


ホイールベース(㎜):2670


トレッド(㎜) 前/後:―/―


最低地上高(㎜):―


車両重量(㎏):1770


エンジン種類:直列3気筒DOHCターボ+モーター


総排気量(㏄):1498


エンジン最高出力(kW[㎰]/rpm):100[136]/4400


エンジン最大トルク(Nm[㎏m]/rpm):220[22.4]/1300-4300


モーター最高出力(kW[㎰]/rpm):65[88]/4000


モーター最大トルク(Nm[㎏m]/rpm):165[16.8]/3000


燃料タンク容量(ℓ):36(プレミアム)


トランスミッション形式:6速AT


駆動方式:4WD


タイヤ・サイズ:225/50R18


最小回転半径(m):5.4


JC08モード燃費(㎞/ℓ):17. 3


車両本体価格:508万円

先進安全装備

衝突被害軽減ブレーキは、作動前に前車接近警告機能が働き、さらにブレーキ圧の調整で制動しやすくなる。2019年9月の一部改良で、後退時用のリヤパークディスタンスコントロールが一部を除き標準化された。

撮影車両データ

ボディカラー:メルティング・シルバー・メタリック 


オプション装備:レザーシートパッケージ(36万6000円)/PEPPERパッケージ(8万6000円)/18インチアロイピンスポーク・ブラック(1万5000円)/Harman/kardon製HiFiラウドスピーカーシステム(12万6000円)/特別塗装色(7万8000円)/他

ボディカラー

大型センターディスプレイとメーターは、定石どおり丸型で、エアコン用ダイヤルの下にトグルスイッチを並べる点もMINIらしさを感じさせる。エンジンの始動/停止はトグルスイッチ中央の赤い(PHEVは黄色)スイッチを使う。

居住性

後席:シート高670㎜
前席:助手席シート高600㎜


高めの全高を活かして座面の高さを高めに設定し、アップライトに座らせる「セミコマンドポジション」を採用。ヘッドクリアランスの余裕はあまりないものの、大人4名が無理なく着座できる。PHEVはバッテリーの搭載により後席座面が少し持ち上がっている。

ラゲッジルーム

通常時:奥行き750㎜
後席格納時:奥行き1620㎜ 高さ720㎜ 幅1010㎜


比較的スクエアな開口部と、フラットな荷室が広がる。写真のPHEVは、荷室奥の後席下側に駆動用バッテリーを積むためサブトランクがなくなるほかは、実用的なスペースを確保する。後席は4対2対4の分割可倒式で、中央だけを倒せば4名が座りながら細長い荷物も積載できる。開口部が低いため、荷物の積み降ろしが楽にできるのも美点だ。

うれしい装備

PHEVはモーターのみで最長42.4㎞の走行が可能。200Vの普通充電に対応し、急速充電には未対応だが約3時間で満充電になる。

テールゲートを開けて、オプションのピクニックベンチを敷けばオートキャンプなどで活躍。荷物の積載時のキズも防いでくれそう。

「eDrive」スイッチでEV走行とエンジンを高効率で作動させる「オート」、 EV走行を最優先させる「MAX」などの切り替えができる。

バイヤーズガイド

SUV的要素があるクロスオーバーだからディーゼルと4WDの組み合わせに惹かれるが「D ALL4」で448万円、「SD ALL4」になると519万円とかなり高価。それだったら352 万円とお買い得な「ONE」にしておくのも手だろう。

アダプティブクルーズコントロールは、「COOPER」以上に標準で、衝突被害軽減ブレーキを含むドライビングアシストは全車に標準で用意。8.8インチモニターとカーナビも全車に標準装備する。

情報提供元: MotorFan
記事名:「 〈MINI クロスオーバー〉MINIならではの存在感と上級志向の走り【ひと目でわかる最新SUVの魅力】