・月間登録台数 335台 (19年5月〜10月平均値)


・現行型発表 14年10月(一部改良 19年9月)


・JC08モード燃費 14.8㎞/ℓ




REPORT●塚田 勝弘(TUKADA Katsuhiro)


PHOTO●中野 幸次(NAKANO Koji)


MODEL●菅原 樹里亜(SUGAWARA Juria)




※当記事は2019年11月発売の「2020年 国産&輸入SUV」に掲載されたものを転載したものです。

ステーションワゴン派生型のレガシィアウトバックは、低く抑えられた全高と大きな荷室が特徴で、フォルムは背の高いステーションワゴンそのもの。2019年9月に受けた一部改良で、外装色に「クールグレーカーキ」が追加されたが、外観は変わっていない。

■主要諸元 X-BREAK


全長×全幅×全高(㎜) 4820×1840×1660


室内長×室内幅×室内高(㎜) 2030×1545×1205


ホイールベース(㎜) 2745


トレッド(㎜) 前/後 1575/1590


最低地上高(㎜) 200


車両重量(㎏) 1600


エンジン種類 水平対向4気筒DOHC


総排気量(㏄) 2498


最高出力(kW[㎰]/rpm) 129[175]/5800


最大トルク(Nm[㎏m]/rpm) 235[24.0]/4000


燃料タンク容量(ℓ) 60(レギュラー)


トランスミッション形式 CVT


駆動方式 4WD


タイヤ・サイズ 225/60R18


最小回転半径(m) 5.5


JC08モード燃費(㎞/ℓ) 14.8


車両本体価格 346万5000円

先進安全装備

横断歩行者や自転車に対応するプリクラッシュブレーキは、前方車両との速度差が50㎞/h以下なら衝突を回避、もしくは被害を軽減する。ほかにもACC、ステアリング制御付きレーンキープ、AT誤発進抑制制御などを用意。

撮影車両データ

ボディカラー:マグネタイトグレー・メタリック


オプション装備:電動チルト&スライド式サンルーフ

ボディカラー

※は3万3000円高。 ☆は「X-BREAK」への設定なし。

居住性



前席両側に電動シート、シートヒーターを標準装備する。前後席ともに大きなシートに加え、後席は頭上も足元も余裕があり、身長180㎝級の大人が4名乗車しても楽に座れる。2019年9月の一部改良で「Limited」にブラウンレザーインテリアを追加設定。

ピアノブラック調加飾パネルに囲まれたセンタークラスターや各部に配されたステッチが質感向上に貢献している。全車に本革巻きステアリングとシフトノブ、フルオートエアコンを用意。ナビはオプションで、6スピーカーを備える。

うれしい装備

電動スライド&チルト付きのサンルーフをメーカーオプションで用意する。前席だけでなくキャビン全体に明るさと開放感をもたらしてくれる。

写真は販売店オプションのパナソニック製ナビで、「Apple CarPlay」でもGoogleナビが利用できる。「Android Auto」にも対応する。

「X-MODE」は、2019年9月の一部改良で「SNOW・DIRT」、深雪やぬかるみなどに向く「DEEP SNOW・MUD」の2モードが選択可能に。

ラゲッジルーム

〈通常時〉奥行き:1050㎜
〈後席格納時〉高さ:800㎜ 幅:1070㎜ 奥行き:2040㎜


通常時でも599ℓという大容量を誇り、9インチのゴルフバッグを4セット積載できる。流行のオートキャンプなど趣味の相棒に最高の1台になるはず。広いだけでなく、47ℓの大きなサブトランクやフックも備わるなど、ワゴンづくりを続けてきたスバルらしい使い勝手の良さも光る。パワーテールゲートは「B-SPORT」にオプションで、他は標準装備。

バイヤーズガイド

スポーティな内外装が好みなら「B-SPORT」が狙い目だが、アウトバックらしい上質さを求めるなら、ブラウンの本革シートが選べるようになった「Limited」が良い。価格差は22万円あるが「Limited」にはパワーリヤゲートも付く。

新機種の「B-SPORT」は、スポーティな内外装が特徴だが、ステアリングヒーター、前後ドアのプルハンドル照明が未設定になるなど、装備が絞り込まれている。フル装備の「X-BREAK」は、内外装にイエローグリーンの加飾が施されている。

情報提供元: MotorFan
記事名:「 〈スバル・レガシィアウトバック〉ワゴンベースで根強い人気のパイオニア【ひと目でわかる最新SUVの魅力】