・月間販売台数 4048台(19年1月〜6月平均値)


・現行型発表 14年12月(一部改良 18年12月)


・JC08モード燃費 37.0 ㎞/ℓ ※「X」「S」「L」のFF車




REPORT●小林秀雄(KOBAYASHI Hideo)


PHOTO●神村 聖(KAMIMURA Satoshi)


MODEL●森脇亜紗紀(MORIWAKI Asaki)




※本記事は2019年9月発売の「2019-2020年 軽自動車のすべて」に掲載されたものを転載したものです。

ドアミラーやドアハンドルの色がグレードの識別点になっており、上級グレードはボディ同色を採用。最上級グレードの「X」はLEDサイドターンランプ付きドアミラーのほか、15インチアルミホイールも標準装備する。

■X


全長×全幅×全高(㎜) 3395×1475×1500


室内長×室内幅×室内高(㎜) 2040×1255×1215


ホイールベース(㎜) 2460


トレッド(㎜) 前/後 1295/1300


車両重量(㎏) 650


エンジン種類 直列3気筒DOHC


総排気量(㏄) 658


最高出力(kW[㎰]/rpm) 38[52]/6500


最大トルク(Nm[㎏m]/rpm) 63[6.4]/4000


燃料タンク容量(ℓ) 27(レギュラー)


トランスミッション形式 CVT


駆動方式 FF


タイヤ・サイズ 165/55R15


最小回転半径(m) 4.6


JC08モード燃費(㎞/ℓ) 37. 0


車両本体価格 117万1800円

居住性

【後席】シート高 620㎜
【前席】助手席シート高 600㎜


ヘッドレスト一体型のシンプルなファブリックシートを装備。「アルトワークス」の場合はレカロ製のスポーツシートが標準装備される。後席は膝前のクリアランスが約270㎜と意外に広い一方、頭上は約30㎜と最小限のゆとりしかない。

インパネ

シンプルなデザインを採用。「X」の場合はフルオートエアコンやチルトステアリングなどの上級装備も備わる。エアコンに蓄冷剤を内蔵したエコクールは「F」を除くグレードに標準装備。写真のナビは販売店オプションだ。

ラゲッジルーム

【通常時】奥行き 420㎜
【後席格納時】高さ 780㎜ 幅 900㎜ 奥行き 1340㎜


後席使用時でも奥行きはまずまず広く、日常的な用途であれば十分に対応できるはず。後席はシンプルな一体可倒式で、背もたれをパタンと前倒しすれば荷室スペースを拡大することができる。床下には傘や小物を収納できるラゲッジアンダーボックスを備えるなど、実用性は高い。

うれしい装備

「アルトワークス」を除いて、助手席のシートバックにショッピングフックを標準装備。自立させられない買い物袋などを引っ掛けるのに便利。

販売店オプションとして設定されている7インチワイドナビは細かな設定にも対応。渋滞を考慮したルート案内やドラレコ連動機能も備わる。

デュアルセンサーの採用により、衝突被害軽減ブレーキには歩行者検知機能も装備。左上にあるのは販売店オプションのドライブレコーダー。

先進安全装備

単眼カメラとレーザーレーダーのデュアルセンサーを採用したスズキセーフティサポートを採用。衝突被害軽減ブレーキのほか、後退時ブレーキサポート、誤発進抑制機能、車線逸脱警報など複数の安全機能を備える。

撮影車両データ

ボディカラー:ピュアレッド


オプション装備:スタンダードプラス7インチワイドナビセット〈パナソニック〉(15万6762円)/ディスチャージヘッドランプ装着車(5万4000円)/フロアマット(1万6902円)/ETC(2万1816円)/ドライブレコーダー(3万7260円)/他

ボディカラー

※は2万1600円高。 ☆は「アルト ワークス」を除く。 ★は「アルト ワークス」「X」専用色。 ▲は「S」「L」「F」専用色。 □は「アルト ワークス」専用色。

バイヤーズガイド

「軽さ」が「速さ」に直結した「アルトワークス」は別格として、軽自動車本来のシンプルさが魅力であるのが現行型。そんなアルトならではの特徴を最も色濃く味わえるのは、最もベーシックな「F」と言えそうだ。

自然吸気のアルトは4グレードが設定され、「F」のみ5速MTと5速AGSをラインナップ。その他はCVTが備わる。ターボエンジンを搭載する「アルトワークス」も設定され、5速MTと5速AGSをラインナップ。

情報提供元: MotorFan
記事名:「 〈スズキ・アルト〉原点回帰なのに、むしろ新鮮でスタイリッシュ!【ひと目でわかる最新軽自動車の魅力】