・月間販売台数 561台(19年1月〜6月平均値)


・現行型発表 14年2月(マイナーチェンジ 18年1月)


・JC08モード燃費 25.8 ㎞/ℓ ※「G」系「G・L」系のターボを除くFF車




REPORT●塚田 勝弘(TSUKADA Masahiro)


PHOTO●平野 陽(HIRANO Akio) 


MODEL●大須賀 あみ(OSUGA Ami)




※本記事は2019年9月発売の「2019-2020年 軽自動車のすべて」に掲載されたものを転載したものです。

先代N-BOXのルーフを大胆にも100㎜カットし、10㎜ローダウンさせることで個性的なフォルムを与えている。いわゆる「チョップドルーフ」と言えるルーフに特に映えるのが2トーンカラーで、撮影車両は「サンセットオレンジⅡ&ブラック」を纏う。

■X・ターボ インテリアカラー パッケージ


全長×全幅×全高(㎜) 3395×1475×1670


室内長×室内幅×室内高(㎜) 2180×1335×1290


ホイールベース(㎜) 2520


トレッド(㎜) 前/後 1295/1295


車両重量(㎏) 950


エンジン種類 直列3気筒DOHCターボ


総排気量(㏄) 658


最高出力(kW[㎰]/rpm) 47[64]/6000


最大トルク(Nm[㎏m]/rpm) 104[10.6]/2600


燃料タンク容量(ℓ) 35(レギュラー)


トランスミッション形式 CVT


駆動方式 FF


タイヤ・サイズ 165/55R15


最小回転半径(m) 4.7


JC08モード燃費(㎞/ℓ) 23.0


車両本体価格 178万9560円

居住性

後席シート高740㎜
前席助手席シート高690㎜


ルーフを100㎜もカットしているが、身長171㎝の筆者なら頭上の狭さは気にならず、特に前席は十分な余裕が感じられる。前席の座面はフカッとした座り心地が印象的。後席も頭上、足元ともに広く、4段階のリクライニングが可能で姿勢の自由度も高い。

先進安全装備

「ホンダセンシング」は非設定。低速域衝突軽減ブレーキ、 停車時や約10㎞/h以下で作動する誤発進抑制機能からなる「シティーブレーキアクティブシステム」をサイドエアバッグなどと「あんしんパッケージ」として設定する。

撮影車両データ

ボディカラー:サンセットオレンジⅡ&ブラック


オプション装備:Gat her sナビゲーションシステム/フロアカーペットマット/ドライブレコーダー/特別塗装色(5万9400円)

ボディカラー

インパネ

ブラック基調の撮影車両のほか、スタイルに合わせて多彩な内装色を用意。プラズマクラスター技術搭載フルオートエアコンを全車に標準化し、本革巻きステアリングとセレクトレバーをインテリアカラーパッケージに標準装備する。

ラゲッジルーム

【通常時】奥行き390㎜
【後席格納時】奥行き1450㎜ 高さ910㎜ 幅880㎜


地上開口高が低く、十分な荷室高により背の高い荷物も積載しやすい。5対5分割式の後席は、前後スライドに加えて、背もたれのダイブダウンが可能で低い位置にフラットに格納できる。助手席背もたれを寝かせて、後席を格納すれば長尺物の積載にも対応。さらに、後席をチップアップさせれば足元にベビーカーなども積み込める。

うれしい装備

前席アームレストは、角度調整式で掛け心地が良い。ホールド性よりも座り心地重視のベンチシートなので、身体を支える役割も担ってくれる。

インパネの右下に、パワーステアリングの重さを好みに応じて2段階で切り替える「モード切り替えステアリング」スイッチを用意する。

パーキングブレーキは、レバーや足踏み式ではなくプッシュ式。イグニッションオフで自動的に作動し、アクセルを軽く踏むと解除する。

バイヤーズガイド

少し値は張るがスラッシュの魅力を満喫できる、「X・ターボ インテリアカラー パッケージ」を選び、思い切り派手なダイナースタイルの内装色をチョイスしたい。「X・ターボ」なら15インチタイヤになるので、ハンドリングも軽快だ。

「X・ターボ」に重低音が魅力の「サウンドマッピングシステム」と15インチアルミホイールを標準化。「インテリアカラー」仕様はダーク、ダイナー、トレッキング、グライド、セッションを設定。

情報提供元: MotorFan
記事名:「 〈ホンダN-BOX スラッシュ〉個性溢れるチョップドルーフ!【ひと目でわかる最新軽自動車の魅力】