9月20日、ホンダは9月25〜27日に東京ビッグサイトで開催する「第46回 国際福祉機器展H. C.R.2019」の出展概要を発表。介護車/運転補助装置を計7台、その他の関連機器を4台出品する予定だ。

7月に発表された新型「N-WGN」の助手席回転シート車を初展示

 ホンダは同展において、7月に発表された新型軽乗用車「N-WGN」の助手席回転シート車を初めて展示。加えて、車いすに乗ったまま後席に乗車できる「車いす乗車モード」へ簡単な手順で切り替えが可能な「N-BOX」スロープ仕様や、コンパクトボディながら車いす利用者も含めて最大6名が乗車可能な「フリード+」車いす仕様車、ホンダ独自の手動運転補助装置「Honda・テックマチックシステムDタイプ」を装備した「フィット」助手席回転シートなど、各車両の特色を生かした多彩な福祉車両ラインアップを取り揃える。

ステップワゴン 車いす仕様車(2・3列目乗車タイプ)

 さらに、陸上競技用車いす「翔<KAKERU>」や加齢や疾病などにより歩行能力が低下した方のリハビリ補助を目的とした機器「Honda歩行アシスト」、障がいのある方の自動車運転再開に向けた能力評価サポートなどを目的として、全国の病院などで活用されている簡易型四輪ドライビングシミュレーター「Honda セーフティナビ」を体験いただけるコーナーを設ける。




 ホンダは現在、「より多くの方に移動の喜びを提案したい」という想いのもと、全国の四輪車販売店「ホンダ・カーズ」で、車いす利用者のための駐車場の整備や店舗のバリアフリー化を図っている。さらに、福祉車両の展示車・試乗車を配備し、介助士資格を取得したスタッフが在籍する「オレンジディーラー」を展開しており、車いすの方でも安心して来店できる店舗作りを行っている。現在、オレンジディーラーは全国に406店舗(2019年9月現在)あり、今後も拡大を目指していくとのことだ。

●「第46回 国際福祉機器展H. C.R.2019」ホンダ出展車両


[介護車/運転補助装置]


・N-WGN 助手席回転シート車


・N-BOX スロープ仕様


・フリード+ 車いす仕様車


・フリード 助手席リフトアップシート車


・ステップワゴン 車いす仕様車(2・3列目乗車タイプ)


・ステップ ワゴン スパーダ サイドリフトアップシート車


・フィット ハイブリッド 助手席回転シート車「Honda・テックマチックシステム Dタイプ」装着




[その他]


・陸上競技用車いす「翔<KAKERU>」


・Honda歩行アシスト


・簡易型四輪ドライビングシミュレーター「Honda セーフティナビ」


・運転補助装置モジュール

●「第46回 国際福祉機器展 H.C.R.2019」開催概要


・日時:2019年9月25〜27日/10:00〜17:30(27日は16:00まで)


・会場:東京ビッグサイト西・南展示ホール(東京都江東区有明3-11-1)


・入場料:無料(登録制:事前もしくは当日)
情報提供元: MotorFan
記事名:「 ホンダ、9月25〜27日に開催する「第46回 国際福祉機器展H.C.R.2019」の出展概要を発表