「コンテンツ再生制御プログラム」は具体的に以下の取り組みを可能とする。
1.仮想空間上に応援するドライバーを投影し、ドライバーとの質問・回答といったやり取りを通じ、ユーザーの属性やニーズに関するデータを収集する
2.レース会場で配布される「VRヒーローカード(※1)」にあらかじめデバイスにダウンロードしたアプリケーションをかざすことで、車体の360度画像やドライビング映像など会場でしか見ることのできないVRコンテンツの視聴を可能とする
3.ユーザーがコンテンツを視聴する際の顔の動きや視線の方向から興味の有無を判別し、コンテンツの動的な切り替えや位置・時刻といったユーザーの環境に合わせたコンテンツを配信する
※1 VRヒーローカードとはドライバーや車体の写真やサイン等が掲載されたファン向けの選手紹介ポートレートカード
本プログラムの活用により、あたかもドライバーと直接やり取りしているような臨場感の創出や来場することに対するプレミアム感の提供、さらにはユーザーの嗜好に合わせた情報発信が可能となり、ユーザーの満足度の向上や集客力強化を支援する。なお本プログラムはモータースポーツ競技のみならず、ファンエンゲージメントの強化を志向する他スポーツ競技やエンターテインメント分野でも取り入れることができる。