シボレーオーナーとそのファンを対象とした「CHEVROLET FAN EVENT 2018」が5月26日(土)に富士スピードウェイにて開催された。日本では初となる大イベントであるにもかかわらず、この日は実に200台以上のシボレーが集結。様々なメニューとサプライズで大いに盛り上がった。




PHOTO/小林邦寿(Kunihisa KOBAYASHI)

 5月26日、富士スピードウェイにてシボレーオーナーとファンを対象にした「CHEVROLET FAN EVENT 2018」が開催された。




 当日は、200台以上もの新旧交えたコルベットとカマロなどが全国から集結。老若男女問わず幅広い層が集い、交流を図りながら情報交換やシボレー談義で盛り上がった。




 その中でもハイライトのひとつとなったのが、この日初公開となる「コルベット グランスポーツ“Sebring Orange 65 Edition”」の発表だ。コルベット誕生65周年を記念して5台のみ用意されるこの特別限定車は、歴代コルベットが数々の栄光に輝いたIMSAレースの舞台であるセブリングサーキットにインスパイアされた鮮やかなオレンジカラーを施したもの。ラインナップ中、人気のグランスポーツをベースとしていることもあり、コルベットファンにとっては極めて魅力的な存在と言えるだろう。当日、訪れた参加者たちが釘付けになっていたのが印象的だった。



 朝から行われたドライビングアカデミーでは、約30台のコルベット&カマロが参加。チーフインストラクターには、シボレーレーシングのNASCARでもその実力を発揮した古賀琢麻氏を起用し、初心者にもわかりやすくレクチャー。参加者の多くがサーキット走行未経験というだけに親切丁寧に進められた。午前中は、ジムカーナコースにてブレーキングとスラロームを体感、午後はそこでの経験を活かして本コースを走行した。先導車つきとはいえ、無理のない範囲で高速域を体験できたのは、オーナーにとって感動のひとときだったに違いない。

 その他、プロドライバーによるレーシングタクシーやドライビングシミュレーターなども用意。さらに映画「トランスフォーマー」に登場したバンブルビーを展示するなど、大人から子供まで楽しめるよう様々なメニューで展開されていた。




 そして、最後は本コースにて行われたグランドパレードラン。この日、参加したほとんどの車両がホームストレート上に集結しただけに、その光景はまさに圧巻。日本のシボレーオーナーにとって忘れられない1日となったはずだ。

























CHEVROLET CORVETTE GRAND SPORT “Sebring Orange 65 Edition”

【SPECIFICATIONS】


シボレー コルベット GRAND SPORT “Sebring Orange 65 Edition”




■限定5台


■受注開始:2018年6月1日より




■エクステリア: 専用ボディカラー(NEW セブリングオレンジティントコート)




■インテリア: ジェットブラックコンぺティションスポーツバケット( スウェーデットマイクロファイバーインサート付 )/ハイグロスカーボンファイバートリムパネル/カーボンファイバー&スウェーデットマイクロファイバー ラップドリムフラットボトム3スポークステアリング




■ハンドル位置: 左


■全長 × 全幅 × 全高: 4515 mm× 1970 mm× 1230 mm


■エンジン種類: V型8気筒OHV


■総排気量: 6153cc


■最高出力: 343kW(466ps) / 6000rpm


■最大トルク: 630Nm(64.2kgm)/ 4600rpm


■トランスミッション: 8速オートマチック


■タイヤサイズ: フロント:P285/30ZR19(94Y) リヤ:P335/25ZR20(99Y)


■乗車定員: 2名


■車両本体価格:1279万8000円(税込)
情報提供元: MotorFan
記事名:「 200台以上のシボレーが富士スピードウェイに集結!