台湾でレンタカーを借りてドライブする方法(part.1)や、クルマで行ける最高標高地点のご紹介(part.2)はすでにお届けしましたが、台湾も日本同様に速度違反の自動取締りが実施されています。今回はそんな異国の取締り事情をお届けしましょう。


日本のオービス(自動速度取締装置)は、大多数が進行方向からナンバープレートと運転手の顔を撮影するシクミですが、台湾は後ろから撮影するシステムが多いです。また日本は赤く発光しますが、台湾は白く発光します。国が違うとイロイロ違いますね~。

黄色と黒の縞模様の柱が見えたら要注意。

後ろからでは運転手の顔は撮影できませんが、クルマの所有者が判明して、反則金を徴収できればOKということらしいです。


後ろからということで、後ろにしかナンバープレートがないバイクもじゃんじゃん取り締まられます。


反則金は日本より安く、上の写真のように29km/hオーバーで約8000円くらいです。

これはとても珍しい前方から撮影したケースです。

カメラのある地点の手前にある警告。

日本の一般道では30km/h以上(高速道路は40km/h以上)の超過でオービスが反応すると言われてますが、台湾の速度取締りカメラは10km/hの超過で撮影されると言われています。


また日本のように隠れてネズミ取りを行ったり、覆面パトカーでヒッソリと追尾して捕まえたりと、姑息な取り締まりも聞いたことがなく、せいぜい、路肩にパトカーを堂々と停めて、制服警官がスピードガンで取り締まる姿しか見たことがありません。


以前に台湾の友人の運転で、高速道路で制限速度を越えてパトカーを追い越したことがありましたが、「大丈夫か?」と聞いても「問題ない」と言ってました。真偽のほどはわかりませんが。


またカメラのある場所の手前には、写真のような警告も出ています。「前有~~」が「カメラがすぐそこにありますよ」という意味で、「常有~~」は「いろんなところに取り締まりカメラがあるから注意してね」という意味です。


レンタカーでドライブする場合は、カーナビを借りるといいでしょう。たいていのカーナビには行く手に待ち受ける速度取締りポイントを警告してくれる機能が搭載されています。(ただし更新されていない場合もあり、ここに掲載した2枚のキップのポイントはカーナビで表示されませんでした)


とは言え、台湾の制限速度は日本より高めの印象がありますので、制限速度で走行しても、さほど苦になりません。せっかくの観光ですから、ゆっくり景色を楽しみながらドライブすることをオススメします。



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情報提供元: MotorFan
記事名:「 台湾でレンタカーを借りて自分で運転しながら観光したい!(part.3)台湾交通取締り事情