冬場のライダーに強い味方となるヒートジャケット。電熱ウェアで有名なHeatechのブースではさらに使いやすさと信頼性を極めたコンセプトモデルが展示中だ。(PHOTO&REPORT:石川順一)

SF映画にも出てきそうなカッコイイスーツはなんとバイク用のインナー。裏地に布製ヒーターを備え、スイッチを入れるだけで10秒もしないうちに温まるという。




これまでのジャケットでは「回路が切れるとヒーター機能が効かなくなってしまう」という弱点があったが、このモデルでは布地すべてに電気が通るようになっている。そのため、もし一部に切れ目ができても問題なく使用できる優れものなのだ。そのうえ丸洗いも可能だというから、メンテナンスもラクラクだ。

布地とつないだスイッチをつなぐ配線も通常のケーブル方式から伸縮性のある布製ケーブルに変更。体の動きに合わせて伸びるので、ケーブルのわずらわしさを感じることもなさそうだ。

ジャケットにパンツ、グローブとトゥウォーマーは配線をつなぐことで連動させることができ、一つのスイッチでON、OFFを管理できる。

温度調整は3段階。スイッチで操作できるほかスマホからも変更できる。バイクのハンドル部分にホルダーを設置してスマホを装着しておけば、簡単に操作できそうだ。

Heatechのブースは西3・4ホールの3-26。既存のラインナップもそろえられているので、電熱ウェアの便利さを試してみては。

情報提供元: MotorFan
記事名:「 "全身暖かい"を遂に実現! Heatechのヒートジャケットコンセプト【東京モーターサイクルショー2018】