ご存じのように昨年11/1から、新東名高速道路の制限速度が新静岡IC-森掛川IC間で100km/hから110km/hに引き上げられた(あくまでも試行措置)。では新東名の4機のオービスは一体どちらの区間に設置されているのか、改めて検証してみよう!

上り171.0kpのLHは試行区間の起点である森掛川ICの直前に設置されている。

まずは4機のオービスの位置を検証してみよう。




☆上り 171.0kp LH


制限速度110km/hの試行区間は新静岡IC(119.8kp)~森掛川IC(170.3kp)間の上下線。が、このオービスは森掛川IC出口の手前約700m地点に設置されている。普通に考えるとまだ森掛川ICにたどり着いていないわけだから、100km/h区間の最終地点のように思えるが、その手前200m、171.2kpあたりに「ここから規制速度試行区間」という看板が立ち、キロポストそばに立っている速度標識に、確かに「110km/h」と表示されている(タイトル写真を参照)。つまり、このオービス設置位置の制限速度は110km/hというのが正解だ。




☆下り 65.1kp LH


試行区間のはるか手前なので100km/h。




☆下り 140.6kp LH


試行区間である新静岡ICから約20km/h先なので、間違いなく110km/h。




☆下り 213.3kp LH


試行区間最終地点の森掛川ICのはるか先なので100km/h。




というわけで試行区間内のオービスは2機。最低作動(検挙)速度は110km/h+40km/hで150km/h以上となり、100km/h区間に比べて10km/hのマージンが生まれたとも捉えることができるが、果たして制限速度アップに合せて、警察が作動速度の設定を変えたかどうかは不明。元々、100km/h区間であっても+40kmよりも高めに設定されていると思われるし、もっと怖いパトカーもうようよしているので、よけいなことは考えず、いままでどおり、安全運転に励むべし。

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情報提供元: MotorFan
記事名:「 新東名高速上り171.0kpのオービスは110km/h制限区間にぎりぎり滑り込み!