アジュールパワーは、CYBERDYNE Omni Networks社製GPSゲートウェイ端末「Acty-G1」を使用したIoT位置情報利活用プラットフォーム「位置情報追跡ソリューション」をリリースした。「位置情報追跡ソリューション」はアジュールパワーが運用するAzureを活用したIoTプラットフォーム「Power IoT Platform」と、GPSゲートウェイ端末を利用し、精度の高い位置情報を可視化できる位置情報利活用プラットフォームとして、様々な用途のソリューションに利活用できる。

Power IoT Platformは、Microsoft Azure上で動作する、拡張性、可用性、柔軟性の高いクラウドネイティブなIoTプラットフォーム。IoTデバイスをクラウド環境へ、安価に安全に閉域接続できる専用SIM、デバイス認証、プロトコル変換、そしてデバイス管理まで、IoTの導入・運用に欠かせない基本機能を提供し、SaaS環境や顧客のAzure専有環境上で、ワンストップかつ短期間でデータ活用可能なインフラを構築する。




Microsoft製品との親和性も高く、センサー情報を自在に可視化・分析できるBIツール「Microsoft Power BI」との連携機能やそこで得られる洞察をもとに、API連携機能でPaaS上に業務システムを安価にスピード開発することが可能。Microsoft Cognitive ServicesやAzure Machine LearningなどのAI・機械学習サービスとの連携もスムーズだ。




GPSゲートウェイ端末「Acty-G1」は、Androidでのプログラミングを可能にしたインテリジェントエンドポイント。エンドポイント内に高いCPU処理能力を有し、クラウドに送る前処理を行ったり、クラウドからローカルデバイスにデプロイすることで、エンドポイントでの判断が可能になる。エンドポイント側で分散処理を行うことで、タイムラグ短縮(レスポンス性向上)、処理の適正化、クラウドに送信するデータ量の抑制などのメリットが得られる。

位置情報追跡ソリューションには、




・「簡単・安心」モノにGPSトラッカーを設置するだけで使える閉域SIMで安全に


・「位置情報が視える」ウェブ画面ですぐにモノの位置が視える


・「管理が簡単」GPSトラッカー、SIMの情報を一元管理できる


・「ルール(しきい値)設定」で、アラートの送付や他のデバイスを制御することができる




──などの特長が挙げられる。様々な用途のソリューションに活用できる位置情報プラットフォームであり、




・トラック・自動車・自転車等車両全般の位置確認


・現金輸送などのセキュリティー輸送


・カーゴ台車・パレット・建設機械・コンテナの位置確認


・冷蔵・冷凍品の輸送


・医薬品の輸送


・レンタル物品の追跡


・車いす


・子供の見守り




など、位置情報をタイムリーに確認したいソリューションに利活用できる。

情報提供元: MotorFan
記事名:「 アジュールパワー:IoT位置情報利活用プラットフォーム「位置情報追跡ソリューション」の提供を開始