●スリムなデザインを採用し、ドゥカティ・セーフティ・パックによって、あらゆる条件で高いパフォーマンスをコントロール可能 ●モンスター821は、2018年モデルとして登場する5機種のニューモデルの第一弾
モンスター821には、モンスター1200に導入されたデザインおよび機能が移植された。1992年の初代バージョンにインスパイアされ、完全にデザインが見直された燃料タンクやテール・デザインにより、スリムで俊敏なスタイルに生まれ変わった。クラシックでありながらも現代的な新しいレーシング・サイレンサーとヘッドライトも、ニューデザインのハイライトとなっている。この新しいミッドサイズのモンスターには、ギアポジション・インジケーターと燃料計を備えたTFTカラー液晶ディスプレイが採用され、すべての必要な情報を瞬時に読み取ることができる。ドゥカティ・クイックシフト・アップ/ダウンおよびドゥカティ・マルチメディア・システムが今回新たにオプション設定され、821の卓越したライディング・エクスペリエンスをさらに強化している。 アップデートされたモンスターには、長年にわたって多くのファンを魅了してきたドゥカティ・イエローが復活した。このカラーは821専用となります。この他にも、レッドおよび印象的なマットブラックのカラーが用意される。 109HP/9,250rpmを発生するライダー・フレンドリーな水冷L型2気筒テスタストレッタ・エンジンは、8.8kgm(86Nm)/7,750rpmの最大トルクによって、エキサイティングなパフォーマンス、乗りやすさに加え、比類なき走る楽しさを提供する。 モンスター821には、ドゥカティ・セーフティ・パックも搭載されます。ボッシュABSとドゥカティ・トラクション・コントロールから構成されるこのシステムは、ライダーの好みに合わせて介入レベルを調整することができます。3つのレベルがあらかじめ設定されたライディング・モードを選択することによって、ABS、DTC、パワー・モード(ピークパワーと出力特性を制御)を変更して、モンスター821のキャラクターを瞬時に変化させることができる。 さらに、モンスター821には、320mmのダブル・ディスクとM4-32モノブロック・ラジアル・キャリパーを備えた、強力なブレンボ製フロント・ブレーキが装着されます。サスペンション・システムは、フロントの43mmフォークとリアのアジャスタブル・ショック・アブソーバーから構成されている。 充実した標準装備、長いメインテナンスサイクル、幅広いアクセサリー・ラインナップによって、821は、ライダーの理想的なパートナーになるでだろう。 モンスター821は、ドゥカティの新しい2018年モデルの第一弾にすぎない。11月5日(日)の午後9時(日本時間:11月6日午前5時)から開催され、その模様がライブストリーミング配信されるドゥカティ・ワールド・プレミアでは、他の4機種のニューモデルが発表される。これらのモデルは、11月9日~12日に開催されるEICMA(ミラノ国際モーターサイクルショー)で展示される。 尚、日本での発売時期及び価格は未定。